事業者が説明会の会場数に注文
2013年11月19日
赤穂市西部地区の産廃最終処分場計画で、市自治会連合会が開催を求めている「全市民を対象にした説明会」について、事業者の「兵庫奥栄建設」(神戸市灘区)が、「開催する意思はあるが、9地区での開催ではなく、もう少しまとめてほしい」と会場数の削減を交渉していることがわかった。同連合会は「あくまでも全9地区で説明会を開くべき」として、再度市を通じて事業者へ申し入れる方針。
全市民対象の説明会は、同連合会が今月5日の緊急役員会で事業者側への開催要請を決定。9つある連合自治会ごとに開催するよう、市を通じて申し入れていた。
関係者によれば事業者側は回答の中で、会場数に注文をつけたのに加えて、市民への周知、会場設定、参加者数把握などについて自治会の協力を要望。さらに、野次や怒号が出た場合に自治会側で取り仕切るように求めたという。
また、条例に基づく周知範囲について、「福浦新田自治会及び鷏和自治会と考えており、県からもそのように指導を受けている」と回答。2自治会以外の市民は「条例に基づく意見書は提出できない」との見解を市へ伝えたという。
こうした回答について、地区連合自治会長の一人は「条例上の開催を拒否しながら、自治会に協力を求めるなど虫がよすぎる」と事業者の姿勢を批判した。
▼西播磨県民局県民室・神田泰宏環境参事=「事業者が周知範囲を広げることは構わない。『周知が更に図られると認められる変更』なら、周知計画の変更届け出も必要ない」
掲載紙面(PDF):
2013年11月23日(2063号) 1面 (9,308,403byte)
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全市民対象の説明会は、同連合会が今月5日の緊急役員会で事業者側への開催要請を決定。9つある連合自治会ごとに開催するよう、市を通じて申し入れていた。
関係者によれば事業者側は回答の中で、会場数に注文をつけたのに加えて、市民への周知、会場設定、参加者数把握などについて自治会の協力を要望。さらに、野次や怒号が出た場合に自治会側で取り仕切るように求めたという。
また、条例に基づく周知範囲について、「福浦新田自治会及び鷏和自治会と考えており、県からもそのように指導を受けている」と回答。2自治会以外の市民は「条例に基づく意見書は提出できない」との見解を市へ伝えたという。
こうした回答について、地区連合自治会長の一人は「条例上の開催を拒否しながら、自治会に協力を求めるなど虫がよすぎる」と事業者の姿勢を批判した。
▼西播磨県民局県民室・神田泰宏環境参事=「事業者が周知範囲を広げることは構わない。『周知が更に図られると認められる変更』なら、周知計画の変更届け出も必要ない」
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コメント
またこの記事の事業者も現在有年地区で採石をしています。
いずれ採石が終了したら跡地問題が出てくるでしょう。
だからこそ自治会の代表が集まって「全市民対象の説明会」を要求している。
ならば住民が説明を聞きやすい形での開催を望むのは自然なことでしょう。
また、県は周知範囲を広げることも西部地区以外の市民が意見書を出すことも否定していない。
つまり「客観的」に手続きとして容認されている要求を自治会はしているだけ。
野次は怒号のあるかないかは事業者の説明の内容次第。
自治会側にしきるよう要望するということは「どんな説明内容でも異議が出ないようにしろ」と言ってるのと同じこと。
感情論の人も皆無ではないだろうけど、感情論には納得のできる説明しかないし、内容が合理的なら大半の方は理解されるはず。
単なるクレーマーなら浮く程度には赤穂の人は常識があります。
逆に滅茶苦茶な説明をされたら多くの人が納得しないのも当然のこと。
以前から気になっているんだけど、なぜ賛成派の意見って2人続けて投稿されてることが多いのでしょう。
最初の人が意見を述べて次の人が同日に「その通り」とコメントをする。
1回ならともかく関連記事にやたらそのパターンのコメントがあるのがちょっと。
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投稿:あるに決まってるでしょう 2013年11月20日今回、当事者は感情論でごねる作戦
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投稿:kada 2013年11月20日それに説明会を開いて欲しいのなら、連合自治会側が段取りやら紛糾時の対応をするのは
当然じゃないですか? 「虫がよすぎる」などと言う自治会長こそ、自身の責任を逃れようと
する横着な偽善者ではないのでしょうか ?
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投稿:ごもっとも! 事業者 2013年11月20日コメントを書く