治水モデル施策に「田んぼダム」
2014年01月26日
千種川流域の総合的な治水計画について話し合う作業部会が24日、上郡町光都の西播磨県民局であり、26年度以降のモデル施策として、田んぼの排水枡に堰板を取り付けて洪水調節する「田んぼダム」を計画に盛り込むことで合意した。2月中旬に開く協議会に提案される。
県は昨年3月、平成24年度から概ね10年後を見据えた「西播磨西部(千種川流域圏)地域総合治水推進計画」を策定。協議会の意見を踏まえて計画を適宜見直すことにしている。作業部会は協議会に先立ち、素案を検討する場。県と流域市町の担当職員、住民代表の約30人が出席した。
「田んぼダム」は昨年7月に赤穂市周世で実証実験を実施。県は「西播磨地区が先導的に行うことで、県下他地域への普及、啓発を図りたい」とし、引き続き実証実験を行うほか、看板や冊子で取組を広げることなどを計画に追記する考えだ。
会議では、計画全般について住民代表の出席者から「予算が関わるのかもしれないが、10年かけての計画ではスピード感がなさ過ぎる」「森林やため池の整備は住民だけではこなせない。政策や補助金を」などの意見があった。
掲載紙面(PDF):
2014年2月1日(2073号) 3面 (10,000,336byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
県は昨年3月、平成24年度から概ね10年後を見据えた「西播磨西部(千種川流域圏)地域総合治水推進計画」を策定。協議会の意見を踏まえて計画を適宜見直すことにしている。作業部会は協議会に先立ち、素案を検討する場。県と流域市町の担当職員、住民代表の約30人が出席した。
「田んぼダム」は昨年7月に赤穂市周世で実証実験を実施。県は「西播磨地区が先導的に行うことで、県下他地域への普及、啓発を図りたい」とし、引き続き実証実験を行うほか、看板や冊子で取組を広げることなどを計画に追記する考えだ。
会議では、計画全般について住民代表の出席者から「予算が関わるのかもしれないが、10年かけての計画ではスピード感がなさ過ぎる」「森林やため池の整備は住民だけではこなせない。政策や補助金を」などの意見があった。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2014年2月1日(2073号) 3面 (10,000,336byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
[ 社会 ]
有年横尾で熊出没 [ 社会 ] 2020年06月02日「みんなに再会うれしい」学校園再開 駅南ロータリー迷惑駐輪の対策強化 [ 社会 ] 2020年05月31日商工業者中心に追加支援求める声【一部既報】 医師会へフェイスシールド寄贈 赤穂RC 危険空き家 略式代執行へ公告 赤穂市1例目 [ 社会 ] 2020年05月27日「水気持ちいい」体育館プール利用再開 「小規模事業者の救済を」ネットで署名運動 定額給付金 申請書発送へ書類封入 [ 社会 ] 2020年05月22日図書館や歴博など21日から再開 小・中学校 今年の夏休みは9日間 定額給付金 郵送申請受付は25日から [ 社会 ] 2020年05月19日除菌電解水給水器を市に寄贈 赤穂市 来春採用職員18人程度 コロナ窮地の事業者をクラウド支援
コメントを書く