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千種川漁協がシジミ保護へ

 2014年02月08日 
シジミの採取禁止を告知する看板
 高栄養価で味もよいことから、「黒いダイヤ」とも呼ばれるヤマトシジミの保護に千種川漁業協同組合(盛崎務組合長)が乗り出した。すでに兵庫県から共同漁業権の免許を受けており、4日には禁漁を示す看板を河川敷に設置。無秩序な乱獲を予防するとともに専門家による環境調査、放流による増殖にも取り組む。
 統計によると、昭和40〜50年代に全国で年間5万トン前後あったシジミの漁獲量は環境の変化などで年々減少し、平成24年は7837トン。価格の高騰を招き、乱獲が懸念されている。
 県は同漁協と協議の上、千種川のシジミ漁業権を昨年9月に設定。北野中の「潮止め井堰」から中広の新赤穂大橋までの約2・8キロ区間を範囲とした。今年7月ごろに「日本シジミ研究所」の協力で生息状況や水質などを分析し、保護・増殖計画を立てる上での参考にする予定だ。
 当面は組合員も採捕を見合わせ、一般市民によるシジミ採りも制限。盛崎組合長は「ルールのない状態で乱獲が始まると取り返しがつかないことになる。水産資源を守るためにも理解してほしい」と話している。
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掲載紙面(PDF):
2014年2月8日(2074号) 1面 (9,191,425byte)
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コメント

千種川漁協がシジミの漁業権を設定したのは、妥当な権利の主張か?今までにどの様な保護、増殖をしてきていたのか? 何もしていなくて一般市民の娯楽を奪って良いのか疑問です

3  0

投稿:ゲンさん 2015年05月05日

仕方ないとはいえ業者だけじゃなく一般の方もだめなのか世知辛いなぁ

1  0

投稿:a 2014年02月08日

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