趣味の水墨画、91歳で初個展
2014年02月08日
91歳にして初めての個展を開いた井内清さん
加里屋中洲3の井内清さんは大正11年生まれ。仕事を引退した70代半ばから独学で水墨画を始めた。手本を基に風景や動物などを和紙に描写し、専門誌に作品を投稿するのが楽しみ。表装も自分で行う。
知人の勧めで開いた今展では、毛を一本一本丁寧に描いた「猫」、墨彩画の「龍上観音」など描きためた作品の中から色紙大〜30号の約20点を出品した。「放馬」は騎兵連隊として赴いた北支で終戦と同時に管理馬を解き放ってやったときの情景を表した。
「筆に墨を付ける仕方だけでもさまざまで、わからんことがようけある」と水墨画の奥深さを話す井内さん。「もっと技術を勉強して、自分で考えた構図を描きたいなあ」と向上心も健在だ。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2014年2月8日(2074号) 4面 (9,191,425byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
絵マップコン10周年を祝う 「これより播磨国」国境石を探訪 [ 文化・歴史 ] 2012年11月24日駅コンコースに“忠臣蔵絵巻” 筆一筋に人生境地の94歳 [ 文化・歴史 ] 2012年11月23日パッチワークキルト作品展 [ 文化・歴史 ] 2012年11月23日“最古”の内蔵助肖像画 [ 文化・歴史 ] 2012年11月22日豊原国周の義士浮世絵展 [ 文化・歴史 ] 2012年11月22日神戸の風景画など小品展 [ 文化・歴史 ] 2012年11月20日7歳と5歳の兄弟 民謡初舞台 古墳中期の勾玉など発掘速報展 [ 文化・歴史 ] 2012年11月17日元禄赤穂事件の英訳本発刊 [ 文化・歴史 ] 2012年11月17日作業学習に「赤穂緞通」導入 [ 文化・歴史 ] 2012年11月10日播磨と備前 国境石探訪ツアー 船檀尻が64年ぶりの海上公演 写真で辿る相生の変遷 [ 文化・歴史 ] 2012年11月03日
コメントを書く