僕らも考えた「安心の避難所」
2014年02月08日
防災学習発表会へ向けて身近にあるものを活用した避難所運営を考えた塩屋小5年生のみなさん
「災害時に児童も主体的に協力できる力を育もう」と、5年生100人の総合学習テーマに「避難所運営」を選んだ同校。子どもたちは東日本大震災のニュース映像で、避難所に滞在せずに不便なはずの自宅に戻った人があったことに問題意識を持った。
新聞記事やインターネットで避難所のトラブル事例を調査。被災地で支援ボランティアを経験した関西福祉大生にも聞き取り、飲料水確保、トイレ衛生、プライバシー保護などの課題をリストアップした。6〜7人の班単位で役割分担し、対応策に知恵を絞った。
発表会では、ペットボトルを活用した水のろ過、段ボールで仕切った個室作りなど各班が学習成果を随時プレゼンテーション。高齢者や乳児といった災害弱者への配慮も提案する。炊きだし体験を行う炊事班は来場者に試食を振る舞う。
「一枚の新聞紙でも役に立つことがわかった」と話すのは新聞紙スリッパの作り方を発表する履き物班の寺本諒君(11)。備蓄倉庫班の山下結菜さん(11)は「身の回りのもので、いろいろ工夫できることを発表したいです」と話している。
体育館で午後1時から。見学自由。TEL42・2129。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2014年2月8日(2074号) 1面 (9,191,425byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
赤穂市にも暴排条例を [ 社会 ] 2011年05月26日「交通ルール守ろうね」幼稚園で安全教室 [ 子供 ] 2011年05月25日「市民の夕べ」開催すべきーJCが要望書 [ 社会 ] 2011年05月25日辞職の池田議員、ボーナスは満額 [ 社会 ] 2011年05月25日火災から救出して感謝状 [ 社会 ] 2011年05月23日被災地支援物産市は完売御礼 [ 社会 ] 2011年05月23日坂越湾忠臣蔵ヨットレース 支援要請に「ここには水はない」 [ 社会 ] 2011年05月21日同行ルポ・被災地で広がる「格差」 火災警報器、6月から義務化 [ 社会 ] 2011年05月21日警察官友の会が優良警官を表彰 [ 社会 ] 2011年05月20日「ヨコミネ式子育て法」の講演会 市内4カ所で浸水想定引き上げ [ 社会 ] 2011年05月18日市自治会連合会長に塩屋の木村氏 [ 社会 ] 2011年05月18日子どもたちが植物観察で感じたこと [ 子供 ] 2011年05月15日
コメントを書く