警察官バンド 歌で防犯アピール
2014年02月15日
「歌の力を被害防止に役立てたい」と意気込む警察官バンド「AKO110」
メンバーはギター・ボーカルの荒木正明警部補(58)=刑事課=、キーボード・リードボーカルの大塚陽子巡査部長(40)=同=、ベース・コーラスの藤田賢二巡査長(36)=交通課=の3人。荒木さんは前々任地の福崎署でも同僚と組んだバンドで交通安全や犯罪防止を訴えるオリジナルソングを歌い、話題になった。
45年近いギター歴を持つ荒木さんの特技を知った西野秀夫署長の後押しで昨年末に練習をスタート。非番日にメンバー宅に集まって音を合わせてきた。職務上、休日が一致することはめったになく、3人そろっての練習は数えるほどしか出来なかったが、自主練習でカバーした。
記念大会では制服姿でステージに立ち、「不審に思えば誰かに話して−」と歌う「安心を守ってあげたい」、犯罪への憤りが荒々しくあふれる「振り込んだらあかんロックンロール」など荒木さん作曲の楽曲を披露する。3人は「被害に遭いそうになったときに歌詞を思い出してもらえるように、気持ちを込めて歌いたい」と意気込んでいる。
記念大会は大ホールで午前10時半開会。警察官バンドは午後2時20分ごろから始まる第3部の記念イベントで登場する。松竹芸能の漫才コンビ「海原はるか・かなた」、時代劇チャンバラショーもあり、会員以外の一般入場も可。
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掲載紙面(PDF):
2014年2月15日(2075号) 1面 (9,831,700byte)
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[ 社会 ]
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