古代の手法で土器作り体験
2008年07月26日
縄文時代の手法で行った「野焼き体験」。出前が雲南式の窯
6年生109人は6月下旬、社会科学習の一環で土器作りに挑戦。塩屋の陶芸作家、山崎尚彦さん(42)の指導で皿やコップ、埴輪などを自由に創作し、約1カ月間乾燥させた。
野焼き体験は前日朝の窯づくりからスタート。わらと泥で盛り上げた直径約1メートル、高さ約70センチの「雲南式窯」に作品を仕込み、あらかじめ穴を開けておいた風上の一角から土器下に敷いた角材に着火した。
しばらくすると、円すい形の窯から煙がもくもくと出始め、児童らは日没後も着火口や通気孔から中の炎を観察。焼き上がる翌朝を楽しみに、体育館で一夜を明かした。
26日午前7時ごろから窯出し。最高温度1000度近くまで上昇したと思われる窯は着火から20時間以上経ってもまだ冷めやらず、教諭らが火箸で作品一つひとつを取り出した。
いずれも素焼き特有の赤茶やいぶし銀に窯変し、焼成前よりも作品の個性が際立った。小物入れを作った谷口彩さん(11)は「思ったよりも黒っぽくなった。縄文時代の人もこうして作ったのかな」と古代に思いをはせていた。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2008年8月2日(1806号) 4面 (7,473,639byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
子どもたちが忠臣蔵寸劇を熱演 ぼくもわたしも「ぐりとぐら」 [ 子供 ] 2017年11月26日ハーモニー弦楽器教室が開講式 「いい歯の日」歯みがき講習 [ 子供 ] 2017年11月08日11月は児童虐待防止推進月間 幼小中合同で津波避難訓練 絵画と書写でMOA児童展 [ 子供 ] 2017年10月20日12日に小中学校連合音楽会 第38回赤穂市少女バレーボール選手権 サイレン鳴ったら「だんごむし」 義士祭学童書道展の作品募集 親子で参加を「防災フェスタ」 テーマ多彩 子どもたちが絵マップ発表 45回目となった千種川生物調査 [ 子供 ] 2017年09月10日「くぼっち先生」から絵本プレゼント [ 子供 ] 2017年09月09日
コメントを書く