冷静に対処した銀行強盗訓練
2014年06月27日
赤穂署員が銀行強盗犯に扮して行われた防犯訓練
同行は毎年行っている防犯訓練を4年に一度、赤穂署と合同で実施。署員が犯人に扮して実際の犯行時さながらの状況をつくり出し、各自が役割を果たせるかどうかのチェックに役立てている。
この日は閉店後の店内にサングラスをかけてモデルガンを手にした犯人役の署員2人が空砲を撃ちながら乱入。ロビーにいた男性行員を人質に取り、布製のバッグに現金を詰めるよう大声で要求した。行員らは緊迫した空気の中、気付かれないうちに非常通知ボタンを押し、逃走する2人をカラーボールを持って追いかけた。
犯人の背格好や顔の特徴などを記憶して捜査員に伝えることができた窓口係の茶谷智子さん(35)は「発砲音にびっくりしましたが、途中からは冷静になれました」。同署生活安全課の多田明彦課長は「強盗は必ず事前に下見に来る。不審な車や人物に日頃から注意して」と警戒を呼びかけた。
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掲載紙面(PDF):
2014年7月5日(2094号) 3面 (8,280,724byte)
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