トンネルにハチの巣、県土木が駆除
2008年08月06日
駆除したスズメバチの巣。ビーチボールぐらいの大きさに約2000匹が暮らしていたとみられる
現場に行くと、トンネル西口の天井にビーチボールぐらいの巣がぶら下がっていた。数匹のハチが辺りを飛んでおり、本紙は管理者の県上郡土木事務所に駆除を要請した。
4日午後8時、防護服を着た作業員6人が現地へ派遣。トンネルを通行止めにして高所作業車で巣に近づき、細長いノズルで殺虫剤を散布。パニックを起こしたハチは反撃することもなく、バタバタと地面に落ちた。
約20分で退治完了。作業員によると、巣を作っていたのは中型で非常に攻撃性の高いキイロスズメバチ。刺されると大きく腫れ上がり、最悪の場合は死に至ることもあるという。
巣の大きさは直径約30センチ。推定で約2000匹の棲みかになっていた。
無事に駆除を終えた作業員は「こんなところに巣を作るのは珍しい。被害が出る前に駆除できてよかった」と一安心。
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掲載紙面(PDF):
2008年8月9日(1808号) 1面 (6,990,437byte)
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