「キラリ輝く大学に」加藤新学長インタビュー
2014年10月10日
関西福祉大学第8代学長に就任した加藤明氏
専門は教育方法学。文科省中央教育審議会専門委員、国立教育政策研究所「研究指定校に係る企画委員会」委員など数々の公職を歴任した。教育関係書籍の編集著作も多数あり、編集代表を務める生活科の教科書は赤穂市内の小学校でも使用されている。
大阪教育大学大学院を修了し、「子どもの可能性を預かる仕事に魅力を感じて」小学校教諭の道を選んだ。放課後も児童たちと一緒にグラウンドを駆け回り、校内放送で管理職から「そろそろ子どもを家に帰しなさい」とたしなめられたことも。16年間の現場経験で培った「教育には教え子との信頼関係が不可欠」との信念は今も変わらない。
少子化で大学間の競争が厳しい時代。「資格取得だけではなく、実社会に出たときに一人前の職業人として貢献できる人材を育てること」を大学の使命と位置づける。目指すは「小さくとも、キラリと光る大学」。「そのために学生が快適に学べ、教職員も快適に仕事のできる環境を創り出すのが私の役目」と意気込む。
これまでは自宅のある京都市内から新幹線通勤だったが、学長就任を機に赤穂に転居する。「母方の家紋が浅野家と同じ『違い鷹の羽』。何かしら赤穂に縁を感じます」。焼き肉とコーヒーが好物という63歳。趣味のゴルフは多忙な中でも月1度はラウンドを入れる。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2014年10月11日(2107号) 3面 (11,090,764byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
[ 社会 ]
電力も地産地消へシフト [ 社会 ] 2012年05月15日津波からの避難場所を考える [ 社会 ] 2012年05月13日砂浜にぬかるみ、立ち入り禁止 [ 社会 ] 2012年05月12日スーパーでも「広報あこう」 [ 社会 ] 2012年05月11日震災がれき「受け入れ不可」と判断 [ 社会 ] 2012年05月10日坂越のみこしで石巻の子ら笑顔 堀部安兵衛のふるさとへ赤穂から“助太刀” [ 社会 ] 2012年05月09日商議所青年部会長に宮本氏 [ 社会 ] 2012年05月03日地域運動会で防災レース [ 社会 ] 2012年05月02日出る杭大会で赤穂の2団体入賞 [ 社会 ] 2012年05月01日息のむ恐さ、誓教寺の地獄絵 [ 社会 ] 2012年05月01日元消防分団長の粟井さんに瑞宝単光章 [ 社会 ] 2012年04月29日酪農家の丸尾さんに黄綬褒章 [ 社会 ] 2012年04月28日介護施設に“教室”再現「おとなの学校」 [ 社会 ] 2012年04月28日原発から自然エネルギーへ [ 社会 ] 2012年04月28日
コメントを書く