「全国でも例がない」桃井ミュージアムの水琴窟庭園
2014年10月18日
長棟州彦さん=左端=が自作した水琴窟の音色に耳を傾けるフォーラム会員
同ミュージアムには塩屋の造園業、長棟州彦さん(67)が自作した多種多様な水琴窟約10基を庭園と館内に常設。今夏に開催した展示会は会期を延長するほど好評だった。
代表理事の中野之也(ゆきや)さんをはじめ大学教授や研究家など北海道から広島まで約20人の会員が来穂。テーブルタイプや箱庭を組み合わせた作品など、それぞれの構造を確かめながら外観と音色を鑑賞した。
30年以上の調査研究歴がある中野さんは「陰に隠れがちな水琴窟にスポットを当てた庭づくりは全国でも例がなく画期的。音色の美しさにもこだわっていて素晴らしい」と絶賛。長棟さんは「現代アートと組み合わせた新作に挑戦して海外にも水琴窟文化を発信したい」と構想を広げていた。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2014年11月22日(2112号) 3面 (12,122,450byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
「塩のまち播州赤穂」日本遺産に認定 [ 文化・歴史 ] 2019年05月20日「秦氏を学ぶ会」が会誌を創刊 [ 文化・歴史 ] 2019年05月19日鉄道ファンの学生が写真展 [ 文化・歴史 ] 2019年05月10日徳力富吉郎「富士三十六景」展 [ 文化・歴史 ] 2019年05月05日稀少な忠臣蔵浮世絵など150点寄贈 [ 文化・歴史 ] 2019年04月27日有年考古館で企画展「戦地からの便り」 [ 文化・歴史 ] 2019年04月22日「木目込こてまりの会」第10回作品展 [ 文化・歴史 ] 2019年04月19日『市史史料集』第5集を刊行 [ 文化・歴史 ] 2019年04月16日山本加代さんに日本書芸院「史邑賞」 [ 文化・歴史 ] 2019年04月13日音楽通じて姉妹都市交流 水路に沿って上水道ウオーク [ 文化・歴史 ] 2019年04月01日桜の季節恒例のサロン演奏会 細密な絵付け魅力「横浜陶磁器」 [ 文化・歴史 ] 2019年03月30日「港」テーマに写真展〜フォトクラブ赤穂 [ 文化・歴史 ] 2019年03月24日絵画を楽しむ会 10回目ロビー展 [ 文化・歴史 ] 2019年03月23日
コメントを書く