今年で１１回目を迎えた「赤穂でえしょん祭り」が２日、御崎の赤穂海浜公園を主会場に開催され、過去最多の７５チームが参加。色鮮やかな衣装をまとった踊り子らが躍動感あふれる演舞を披露した。
　より広大なスペースを求め、昨年までの赤穂城跡花見広場から会場を移転。公園北ゲート近くの「赤穂広場」に特設ステージを組み、新潟、広島、愛媛など県外からも集まったチームが鳴子や扇子などを手に創作踊りを繰り広げた。加里屋の駅前通り、お城通りでもステージとパレードがあり、街中に活気のある楽曲と掛け声が響いた。
　観客を含めた動員総数は約５３００人（主催者発表）。プログラム最後の「総踊り」では会場に集まったすべての踊り子が乱舞し、ムードは最高潮に。京都府与謝野町からグループを率いて参加した会社員、中西明正さん（５０）は「すばらしい会場で踊りやすかった。大きなイベントとしては年内最後なのでメンバーも思いっきり弾けたと思う」。「でえしょん連絡協議会」の梅本邦夫会長（５２）＝若草町＝は「のびのびと踊れて、参加チーム間の交流も深めてもらえたのでは」と話していた。

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掲載紙面（PDF）：
2014年11月15日（2111号） 4面 (14,433,945byte)
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