良寛和尚を題材、シリーズ版画展
2014年12月06日
版画展「良寛絵詞」の展示作の一つ
良寛は備中玉島(現倉敷市)の円通寺で修行。師事した国仙和尚の死去後、赤穂に立ち寄ったとの伝承があり、そのときに書き残したとされる和歌と漢詩を刻んだ石碑が上仮屋の赤穂城塩屋門近くに建っている。
今展では、元塩町の版画家、佐野正幸さん(74)が一年がかりで制作した単色摺りシリーズ作のうち約15点を展示。良寛が子どもたちにせがまれて凧に書いた「天上大風」、赤穂で詠んだと伝わる「やまおろしよ いたくなふきそ しろたへの ころもかたしき たびねせし夜は」の一首などに絵を組み合わせた色紙大程度の作品を額装して並べる。
「庶民に溶け込んで仏法を説いた良寛さんの飾らない人柄を表したかった」(佐野さん)という素朴な画風。14日(日)まで午前10時〜午後4時(初日のみ午後1時から)。無料。Tel090・3496・4282(佐野さん)。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2014年12月6日(2114号) 3面 (12,898,325byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
赤穂ゆかりの画家たちの美の系譜展 [ 文化・歴史 ] 2018年07月21日活断層の断面標本も 海洋科学館で地震展 [ 文化・歴史 ] 2018年07月21日モダン、ハイカラ「神戸」描いた版画展 [ 文化・歴史 ] 2018年07月20日市民文化祭 短歌と俳句を募集 坂越在住の米国人男性が初の絵画個展 [ 文化・歴史 ] 2018年07月19日第33回市美術展の作品募集 表情も姿も多彩 狛犬スナップ展 [ 文化・歴史 ] 2018年07月06日絵画を楽しむ会がギャラリー展 [ 文化・歴史 ] 2018年06月25日「感じて伝えて」プロが吹奏楽指導 [ 文化・歴史 ] 2018年06月24日秦氏テーマに公開研究会 日本画家・室井澄さん「渾身の一作」寄贈 [ 文化・歴史 ] 2018年06月22日キャンバスの会 20日から作品展 [ 文化・歴史 ] 2018年06月18日梅雨晴れに早乙女ら「お田植祭」 [ 文化・歴史 ] 2018年06月17日赤穂演奏家協会 17日に第35回定演 総勢400人出演「ブラスの祭典」 [ 文化・歴史 ] 2018年06月10日
コメントを書く