速さ磨いて空手道の全中選抜へ
2015年03月14日
空手道の全国中学生選抜で健闘が期待される入潮凜都君
昨年11月の県大会3位決定戦。中段突きを浴びてリードを許した終盤に起死回生の上段蹴りを決め、3位までが出場できる全国選抜の最後の椅子を勝ち取った。
昨夏に流派の全国大会へ初出場したものの、「相手の突きが速過ぎて見えなかった」と完敗。稽古のときから技のスピードと正確さを意識するようになった。3カ月ほど前からは名門空手部がある京都や神戸の高校へ出掛けて胸を借り、今までとは違うレベルに体を順応させた。
道場で師範を務める祖父の定夫さん(73)=坂越=は「中学生の中では、まずまず速くなったのでは」と成長を認め、入潮君も「県大会で負けた相手にも今なら勝つ自信がある」と手応えを話す。「守りに入らず、先に飛び込んで仕掛けたい」と挑戦心を高ぶらせている。
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2015年3月14日(2127号) 1面 (12,776,816byte)
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