定住自立圏の新ビジョンが決定
2015年03月24日
東備西播定住自立圏形成推進協議会が24日、加里屋の赤穂市役所で開かれ、今後5年間で取り組む事業と予算のあらましを定める「共生ビジョン」を可決承認した。地域医療連携や地域公共交通ネットワークなどの分野で33事業を盛り込み、5年間の総事業費は約5億3200万円を見込む。
新たな取り組みとして、▽圏域公立病院の新人看護職員を中心とした教育研修支援事業(5年間の事業費1500万円)▽圏域の魅力ある資源を活用した婚活イベントを開催する「縁結び事業」(500万円)など8事業。▽上郡と備前から赤穂を結ぶ「圏域バス運行事業」(1億4335万円)▽赤穂市民病院の助産料を圏域内住民同一とする「圏域住民診療支援事業」(740万円)などは継続する。
赤穂、備前、上郡の2市1町で構成する東備西播定住自立圏は平成22年度から5カ年計画で進めてきた共生ビジョンが今年度で終了するため、各市町の首長や正副議長などが顔を揃える協議会が新たなビジョンを策定した。
この日の協議会では、「本当に市民のためになり、定住促進に役立つ事業に集約するべきでは」「人口に比例した負担金割合にできないか検討してほしい」といった意見が出たが、原案通り可決した。圏域バスの上郡ルートについて路線延伸とバス停増設を求める要望には「ルートを延ばすことはバス事業者の人員配置などの都合で難しいが、現状の路線上に停留所を増やすことは可能」と事務局が答え、担当部会で協議することになった。
掲載紙面(PDF):
2015年3月28日(2129号) 1面 (14,308,667byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
新たな取り組みとして、▽圏域公立病院の新人看護職員を中心とした教育研修支援事業(5年間の事業費1500万円)▽圏域の魅力ある資源を活用した婚活イベントを開催する「縁結び事業」(500万円)など8事業。▽上郡と備前から赤穂を結ぶ「圏域バス運行事業」(1億4335万円)▽赤穂市民病院の助産料を圏域内住民同一とする「圏域住民診療支援事業」(740万円)などは継続する。
赤穂、備前、上郡の2市1町で構成する東備西播定住自立圏は平成22年度から5カ年計画で進めてきた共生ビジョンが今年度で終了するため、各市町の首長や正副議長などが顔を揃える協議会が新たなビジョンを策定した。
この日の協議会では、「本当に市民のためになり、定住促進に役立つ事業に集約するべきでは」「人口に比例した負担金割合にできないか検討してほしい」といった意見が出たが、原案通り可決した。圏域バスの上郡ルートについて路線延伸とバス停増設を求める要望には「ルートを延ばすことはバス事業者の人員配置などの都合で難しいが、現状の路線上に停留所を増やすことは可能」と事務局が答え、担当部会で協議することになった。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2015年3月28日(2129号) 1面 (14,308,667byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
[ 政治 ]
市職員給与減額 1年間延長へ [ 政治 ] 2021年02月17日「今後10年の基礎築く年」牟礼市長が施政方針 [ 政治 ] 2021年02月16日《浄水施設担当課長汚職》不祥事の要因など議会が追及 [ 政治 ] 2021年02月15日2021年度市当初予算案を発表 65歳以上ワクチン接種 3会場で実施へ 就任2年 牟礼正稔市長に聞く [ 政治 ] 2021年02月05日ワクチン接種へ対策室を新設へ 《西有年産廃》上郡町の住民投票条例案 町議会が否決 [ 政治 ] 2021年01月20日《西有年産廃》「住民投票は法的意味ない」上郡町長が意見 [ 政治 ] 2021年01月19日市長メッセージ「全市一丸で難局乗り越える」 県下全域で時短営業要請へ 協力金1日6万円 [ 政治 ] 2021年01月12日《西有年産廃》上郡町長に住民投票条例を本請求 《市議選2021》あと3か月 選挙戦へ動き活発化 山口壮氏 二階派事務総長に就任 [ 政治 ] 2020年12月10日《西有年産廃》上郡町で住民投票条例求める署名 有権者の過半数
コメントを書く