新発田産アスパラで多彩メニュー
2015年05月16日
「赤穂アスパラ横丁」のイベント開始を前に開かれた試食会
割烹、ラーメン店、喫茶店など13店舗が計18種類を用意。「太くて、甘くて、柔らかい旬のおいしさを味わって」と来店を呼び掛けている。
新発田は赤穂義士・堀部安兵衛の生誕地として赤穂との民間交流が3年ほど前から盛ん。今年2月には新発田の飲食店9軒が赤穂産カキを取り寄せて創作料理を販売した。「お互いの特産食材でまちを盛り上げよう」と、今度は赤穂市内の飲食店有志が新発田産アスパラガスをメニューにする。
新潟一の生産量を誇る新発田市のアスパラガスは、土づくりからこだわって栽培した品質の良さから「太ッパラ」の愛称で高級ブランドとして取り扱われている。4月から5月にかけて収穫される「春芽」はとりわけ美味で、なかなか手に入らないという。
アナゴ卵とじ、エビ塩バター焼など各店が趣向を凝らした料理を考案。定番のベーコン炒めのほか、素材の良さをそのまま活かした茹でアスパラ、丸ごと一本揚げる天ぷらも。ムース仕立てのスイーツ、ウオッカベースのカクテルなど多彩なメニューが揃った。
試食会に集まった参加店主たちは「筋がなくジューシーで香りがよい」「輸入ものとは全然違うおいしさ」などと舌鼓。イベントを企画した露野一彦さん(39)=加里屋=は「各店を巡って、いろんな味を楽しんでほしいです」と話している。
「赤穂アスパラ横丁」は今月末まで(食材がなくなり次第終了)。参加店とメニューの情報はフェイスブックで発信している。
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掲載紙面(PDF):
2015年5月16日(2135号) 1面 (10,326,634byte)
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[ 商業・経済 ]
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