秦氏テーマの資料館オープン
2015年10月24日
「野呂雅峰展」を開いている2階ギャラリー
「元祖かもめ屋」専務取締役の大塩純市さん(66)=加里屋中洲=が、創業者で坂越の歴史に関心の高かった故徳次氏の遺志を継ぎ、旧駅前店の4階建てビルを改修。秦氏に関する解説パネルを常設し、関連図書も閲覧できる。月2回程度のペースで日曜日に歴史学習会や映画上映会を主催する予定という。
1階約65平方メートルは小ステージのあるイベントスペース、2階約55平方メートルはギャラリーとして貸し出す。使用料は原則無料で、大塩さんは「趣味の展示発表やフリーマーケットなど、幅広く使ってもらえるとありがたい」と利用を呼び掛けている。
開設記念展は11月30日(月)まで午前10時〜午後3時。1階に赤穂雲火焼と水琴窟、2階に皇室聖鑑書院文筆役を務めた野呂雅峰の書、水墨画など約30点を展示する。11月10日に一部展示替え。入館無料で、チベット支援の募金箱を設置している。
また、開設を記念し、元禄赤穂事件を独自の視点で研究した書籍『永遠の忠臣蔵』(山口翔著)を刊行。一部1470円+税で販売するほか、概要をまとめた冊子を無料で配布する。Tel080・5304・9001。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2015年10月24日(2158号) 3面 (11,814,088byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
日展で10年連続入選 塩屋の清水まみさん [ 文化・歴史 ] 2024年01月01日田辺眞人氏の歴史発見講座 受講者50人募集 「もう一度本格的な忠臣蔵を」時代劇研究家の春日太一さん講演 [ 文化・歴史 ] 2023年12月15日日本遺産サポーター講習会 修了者に白バンド進呈 義士ゆかりの大石神社に四十七士銘板 [ 文化・歴史 ] 2023年12月09日「感動させる演奏を」マーチングバンド全国大会で活躍誓う [ 文化・歴史 ] 2023年12月09日喜寿の紀行写真展「北の大地を行く」 [ 文化・歴史 ] 2023年12月03日義士祭奉賛学童書道展が開幕 3日まで フルートでXmasコンサート 2日ハーモニーホール まち歩き楽しみながら歴史クイズに挑戦 赤穂緞通の生みの親 児島なか生誕200年展 [ 文化・歴史 ] 2023年11月18日一畳敷から小品まで 師弟5人の赤穂緞通展 [ 文化・歴史 ] 2023年11月17日復元塩田を背景に濱鋤き唄 [ 文化・歴史 ] 2023年11月12日赤穂民報主催・第40回習字紙上展の出品規定 材料はチョコやクッキー「湖に浮かぶお菓子の家」 [ 文化・歴史 ] 2023年11月09日
コメント
また、出版された『永遠の忠臣蔵』(山口翔著) を先読みしたところ、一読ありと感じました。赤穂人にも、このように熟考する方がいるのかと感心しました。赤穂義士や、山鹿素行のことなど、ひとつの思考、考察では有りますが、まず一読をお薦めします。
これまでの赤穂義士論を赤穂市民自らが、視点を変えたこと、そして全国に情報発信されたは大いに誇りべきことだと思います。私は、一気に読み切り、頭を打ち砕かれた次第です。陶酔するつもりでは有りませんが、一考の価値はあります。
唯々、ひとつの考えではありますが、著者はこれからも大いに語っていきべきだと思います。それには、市役所や商工会議所、市会議員、教師などの関係者は、一読し、かつ講演会や勉強会を通じて、知るべきものであるのでは?
市や会議所がこれからも赤穂義士を語り伝えるなら、赤穂市民にもこのような人がいることを。遠くの著名な赤穂義士研究者などを招聘し、多大な経費を出費するより、また、なまぬるいこれまでの説のくりかえしより、一度、原点にたちかえる時期では?
赤穂義士、忠臣蔵はもう古いとか、言う前に、将来を見据えた「赤穂義士」「忠臣蔵」を未来永劫に。赤穂が誇る、郷土の遺産を、正しく知る売るためにも。
まずは、市長、市議会議長、会頭、教育長は、「赤穂義士」や「忠臣蔵」こことに1時間は語り尽くせますか。市民に知れ、子供に知れとは良く聞きますが、赤穂の文化遺産の「赤穂義士」「忠臣蔵」を、肩書きに恥じないように市内外に普及、広報出来ますか?できなければ、今一度、勉強を。私も、市民の一人として、もっと勉強します。
0 0
投稿:赤穂市民のひとり 2015年11月23日コメントを書く