風船ふくらんでびっくり
2015年11月15日
高校生が企画した実験で理科のおもしろさを実感した科学教室
平成25年度の指定から毎年行い3回目。市内の小学3年生以上を対象に参加を呼び掛けて19人が集まり、自然科学部員7人が講師となって進行した。
アルミ容器と導線でつないだステンレス製たわしに食塩水をかけて電流が流れることや、コーヒーフィルターにつけた水性マジックのインクが毛細管現象によって色分解する様子を観察した。重曹と食酢を混ぜて二酸化炭素を発生させる実験では、容器に取り付けた風船が気体でふくらみ、子どもたちから歓声が上がった。
理科を身近に感じてもらおうと、いずれの実験も家庭にある物で可能なプログラムを用意したという。同級生4人で参加した坂越小3年の梶創介君(9)は「とても不思議。家でもういっぺんやってみたい」と目を輝かせた。
自然科学部長の西畑光君(17)=2年=は「リハーサルで何度も失敗した分、きょうはほとんどの実験が成功した」とほっとした表情。顧問の岩本英男教諭(35)は「人に教える経験によって視野が広がったのでは」と成果を喜んだ。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2016年2月20日(2174号) 4面 (11,640,658byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
[ 子供 ]
コメントを書く