夫婦念願のギャラリー開設
2015年11月28日
長年の夢だったギャラリーを開設する野村勝美さん・博子さん夫妻
11月30日(月)から12月6日(日)まで2人の作品展でこけら落とし。その後は「写真に限らず絵画や音楽など趣味や特技を発表するスペースに使ってほしい」と一般の利用を受け付ける。
ギャラリーの名称は「グラン・ポン・ヌフ」。「大きな新しい橋」を意味するフランス語で、近くに架かる新赤穂大橋にちなんだ。鉄骨造2階建ての2階に設けたギャラリーはピクチャーレール、可動式のパーテーションを備えた約40畳の板張り。天窓から差し込む自然光が白い壁紙を明るく照らす。ギャラリーの隣りはキッチン付きの談話室。駐車場は10台収容できる。
「大勢で集まって歓談するのが大好き」という野村さん夫妻にとってギャラリー開設は長年の夢だったという。2年前、自宅に隣接して売りに出ていた倉庫兼住宅を購入。内外装をリフォームした。できるだけ費用を抑えようと、駐車場のフェンスは野村さんがホームセンターで材料を買ってきて取り付けたという。
「作品発表の場として気軽に利用してもらえれば」と野村さん夫妻。「楽しい時間をたくさんの人と共有して積み重ねていきたい」と話している。
30日から始める写真展は「アドリア海沿岸を行く」と題し、今春に夫婦で旅したクロアチア、ボスニア・ヘルツェゴビナ、スロベニア3カ国で風景や街角を撮影した約30点を全紙、半切で展示する。午前10時〜午後6時。Tel43・3619。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2015年11月28日(2163号) 1面 (10,314,631byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
坂越まち並み館が開館20周年 [ 文化・歴史 ] 2014年12月26日尾崎小児童が地域キャラ考案 明治・大正期の赤穂美術を特別展 [ 文化・歴史 ] 2014年12月20日堀部弥兵衛の詠句で創作のれん [ 文化・歴史 ] 2014年12月13日吉右衛門が主人公の歴史小説 [ 文化・歴史 ] 2014年12月13日素行思想の根幹、わかりやすく解説 [ 文化・歴史 ] 2014年12月12日小学生ガイドが観光客をおもてなし 高齢者大学赤穂西校の書道色紙展 [ 文化・歴史 ] 2014年12月11日義士祭奉賛学童書道展の入賞者決まる 市民合唱団が高らかに「第九」 [ 文化・歴史 ] 2014年12月08日熱演が感動呼んだ忠臣蔵音声劇 [ 文化・歴史 ] 2014年12月08日初代国貞が描いた忠臣蔵一堂に [ 文化・歴史 ] 2014年12月06日良寛和尚を題材、シリーズ版画展 [ 文化・歴史 ] 2014年12月06日仮名手本忠臣蔵、和紙行灯で人物表現 [ 文化・歴史 ] 2014年12月05日検定でますます忠臣蔵好きに [ 文化・歴史 ] 2014年12月01日
コメント
0 0
投稿:でんでん 2015年11月28日コメントを書く