芝居で「振り込め詐欺」防止をPR
2008年09月19日
振り込め詐欺をテーマにした公演に向けて署員と打ち合わせする関西福祉大の演劇部員
警察調べでは、昨年1年間に全国で発生した「振り込め詐欺」は約1万8000件で被害総額は250億円超。今年に入ってからも増加の一途だという。赤穂署管内でも100万円をだまし取られる被害が6月と8月に1件ずつ発生した。
同署では啓発ちらしなどで注意を呼びかけてきたが、「お年寄りの印象に残るPRを」と芝居による講習会を発案。同大の演劇部が「自分たちの発表機会になるし、社会の役に立てるのなら」とボランティアでの上演を引き受けた。
「詐欺師の巧みな罠」と題し、振り込め詐欺と還付金詐欺を題材にした寸劇を2本立てで上演。部員5人が犯人役、被害者役などに扮し、警察官役は署員が“共演”する。
3回生の蔭山智恵部長(20)は「私のおじいちゃんのところにもオレオレ詐欺の電話がかかってきた。被害に遭う人を一人でも減らしたい」と意欲的。公演までに金融機関の職員に通し稽古を見てもらい、現実感を出すためのアドバイスを受ける予定で、当日は迫真の演技が期待できそうだ。
1階大会議室で午後2時から。入場無料。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2008年9月20日(1813号) 1面 (9,740,211byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
[ 社会 ]
「みんなに再会うれしい」学校園再開 駅南ロータリー迷惑駐輪の対策強化 [ 社会 ] 2020年05月31日商工業者中心に追加支援求める声【一部既報】 医師会へフェイスシールド寄贈 赤穂RC 危険空き家 略式代執行へ公告 赤穂市1例目 [ 社会 ] 2020年05月27日「水気持ちいい」体育館プール利用再開 「小規模事業者の救済を」ネットで署名運動 定額給付金 申請書発送へ書類封入 [ 社会 ] 2020年05月22日図書館や歴博など21日から再開 小・中学校 今年の夏休みは9日間 定額給付金 郵送申請受付は25日から [ 社会 ] 2020年05月19日除菌電解水給水器を市に寄贈 赤穂市 来春採用職員18人程度 コロナ窮地の事業者をクラウド支援 学校園は6月1日再開へ向け調整
コメントを書く