市民提供のタオル2500枚 熊本へ
2016年05月02日
山尾さんと八瀬さんに物資を渡した河部さん(右)
提供を呼び掛けた新田の会社員、河部元一さん(56)は「多くの人が協力してくれて、本当にありがたい」と感謝している。
昨年3月に県の「ひょうご防災リーダー講座」を修了した河部さん。そこで知り合った小野市の高校1年生、山尾輝斗さん(15)がゴールデンウイーク中に熊本へボランティア活動に向かうことを知り、「後方支援で出来ることがあれば協力したい」と電話した。
衛生面の物資が不足しているようなので持っていきたいと要望を受けた河部さんは、自身が第4分団長を務める消防団仲間や友人らに協力を連絡。5日間ほどでタオル約2500本と大量の石けん、洗濯用洗剤が寄せられた。タオルはよく吸水するように一度洗ったものを提供してくれるように呼び掛けたという。
たつの市の防災士、八瀬一彦さん(71)の車で熊本へ向かった山尾さんは途中で赤穂に立ち寄り、第4分団詰所で河部さんから物資を受け取った。量が多くて全部は載りきらなかったため、残りは別の車で運ぶことに。日本防災士会が益城町に設けた現地本部から避難所など必要とされるところに届けるという。
「赤穂のみなさんが集めてくださった物資を必ず届けます」と山尾さん。9日まで現地で活動する予定という。河部さんは「若い彼が頑張ろうとしているのを応援したかった。人づてに輪が広がり、予想以上の量が集まった。本当に感謝します」と話していた。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2016年5月14日(2184号) 1面 (11,393,069byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
海外ボランティア説明会 黒鉄山頂が360度の大パノラマに 福祉施設に液晶テレビなど寄贈 [ ボランティア ] 2008年03月15日音声で郷土を紹介 [ ボランティア ] 2008年03月08日川をきれいに 市内各地で広がる高齢者交流 [ ボランティア ] 2008年03月07日今年も車椅子寄贈〜赤穂西中 【読者の声】人助けの親切な男性は? ふるさとの海岸にマツ植樹 真冬の海でアマモ移植 白杖歩行を実施訓練 卒業記念にノジギク植栽 元気に長生きを−友愛訪問実施中 [ ボランティア ] 2008年02月09日春の見ごろが楽しみな花苗植え替え 古典落語で初笑い [ ボランティア ] 2008年01月19日
コメント
0 0
投稿:赤穂の奈☆良 2016年05月06日0 0
投稿:ワイン色 2016年05月04日0 0
投稿:素晴らしいです 2016年05月03日0 0
投稿:感謝 2016年05月03日コメントを書く