- トップページ>
- 絵本で世界を旅しよう>
- 記事詳細
鹿が兄弟?
2016年06月11日
『鹿よおれの兄弟よ』 ○作/神沢利子 ○絵/G・D・パヴリーシン ○福音館書店
野生動物と人々のくらしは、かつては猿に西瓜を盗まれても笑い話で終わっていました。しかし、昨今では、笑い話どころか悲壮感すらただようニュースになっています。
シベリアの狩猟民族のくらしを描いた著者が日本人であることに驚きました。
農耕民族である私たちには容易に他民族のくらしは理解出来ません。
著者がサハリン(旧樺太)で生まれ育ったということを知り、私の謎はとけました。
「共生」という言葉が良く使われます。「動物との共生」とは、どういうことでしょうか。この絵本を読み、いろいろと考えさせられました。
* * *
『鹿よおれの兄弟よ』○作/神沢利子○絵/G・D・パヴリーシン○福音館書店
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2016年6月11日(2188号) 4面 (10,449,415byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
[ 絵本で世界を旅しよう ]
古井戸に落ちたロバ 2015年04月18日
本との出会い 2015年04月11日
へいわってすてきだね 2015年03月21日
サー・オルフェオ 2015年03月07日
人形の悲しみ 2015年02月21日
希望の木 2015年01月24日
かあさんのこもりうた 2014年12月13日
採話の絵本 2014年10月11日
生きるということ 2014年09月20日
木の音をきく 2014年08月30日
おばけの絵本 2014年08月23日
インドの絵本 2014年08月02日
タンザニアのおはなし 2014年07月26日
ユーモラスな絵本 2014年07月12日
水かけ祭り 2014年06月07日
コメントを書く