- トップページ>
- 絵本で世界を旅しよう>
- 記事詳細
鹿が兄弟?
2016年06月11日
『鹿よおれの兄弟よ』 ○作/神沢利子 ○絵/G・D・パヴリーシン ○福音館書店
野生動物と人々のくらしは、かつては猿に西瓜を盗まれても笑い話で終わっていました。しかし、昨今では、笑い話どころか悲壮感すらただようニュースになっています。
シベリアの狩猟民族のくらしを描いた著者が日本人であることに驚きました。
農耕民族である私たちには容易に他民族のくらしは理解出来ません。
著者がサハリン(旧樺太)で生まれ育ったということを知り、私の謎はとけました。
「共生」という言葉が良く使われます。「動物との共生」とは、どういうことでしょうか。この絵本を読み、いろいろと考えさせられました。
* * *
『鹿よおれの兄弟よ』○作/神沢利子○絵/G・D・パヴリーシン○福音館書店
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2016年6月11日(2188号) 4面 (10,449,415byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
[ 絵本で世界を旅しよう ]
イギリスの竜の物語 2012年01月01日
じいちゃんのクリスマスプレゼント 2011年12月17日
7年ぶりに再会した絵本 2011年09月23日
じいちゃんの大変身 2011年09月17日
満月への思い 2011年09月10日
蟻の話 2011年07月02日
三千年の地球の歴史 2011年06月18日
愉快な子育ての絵本 2011年06月11日
なぜ草や木が生えたの? 2011年06月04日
かみさま、たすけて 2011年05月14日
ないしょのおともだち 2011年04月23日
絵本の魅力 2011年03月05日
干支とは…… 2011年02月19日
森の大かえでといちごじいさん 2011年02月05日
こどもたちのいちにち 2011年01月15日
コメントを書く