地元の土で陶芸体験
2008年01月19日
原幼稚園で行われた陶芸体験
上仮屋の陶芸家、黒津明さん(46)を講師に招き、皿やカップ作りに挑戦。黒津さんが幼稚園の南東約400メートルで発掘調査中の「有年原・クルミ遺跡」で採取した粘土を1家族につき2キロずつ配った。市教委の荒木幸治学芸員によると、「鎌倉から室町時代にかけて田んぼだった地層」で、「粘りがあり、陶芸に適している」(黒津さん)という。
ほとんどの親子が初めての土ひねり。なかなかイメージ通りの形に整えることができず苦労したが、園児の手形を押した皿など作品それぞれに個性が見えた。
ヒーローキャラクターの絵を皿に描いた年少組の〓田翔太君(4)は「弟のために作った」とにっこり。田原園長は「自分たちの生まれ育った場所のすばらしい自然を感じてもらえたのでは」と話していた。
作品は、黒津さんが大津に構える「帆坂窯」に持ち帰り、1200度の高温で1日半かけて焼成。卒園・進級記念として園児の手に渡されることになっている。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2008年1月19日(1775号) 3面 (6,705,997byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
「冬休みは家庭で」関福大生が小学生向けパンフ 子ども描いた「お菓子の家」 パティシエが実現 300年語り継がれる「打ち首の三義人」 [ 文化・歴史 ] 2020年12月12日創志学園MB部 赤穂の2人も全国大会へ [ 文化・歴史 ] 2020年12月05日ネットで忠臣蔵浮世絵 デジタル展覧会 [ 文化・歴史 ] 2020年12月04日坂越の船渡御祭保存会に「ともしびの賞」 [ 文化・歴史 ] 2020年12月02日布に染料で絵や紋様「染絵」作品展 [ 文化・歴史 ] 2020年12月02日「黒猫」忠臣蔵絵本 11年ぶり増刷 [ 文化・歴史 ] 2020年12月01日ル・ポン音楽祭 アーカイブ動画を公開 [ 文化・歴史 ] 2020年11月30日RC杯サッカー 5年は塩屋が優勝 「能楽の祖」の墓前で謡曲奉納 [ 文化・歴史 ] 2020年11月29日第41回市少女バレー発足記念大会 昭和の大嘗祭 92年前の道具見つかる [ 文化・歴史 ] 2020年11月21日日本遺産ガイド養成講座 30人募集 赤穂緞通で学校マスコット [ 文化・歴史 ] 2020年11月20日
コメントを書く