忠臣蔵のふるさと・播州赤穂の地域紙「赤穂民報」のニュースサイト
文字の大きさ

赤穂民報


  1. トップページ
  2. ボランティア
  3. 記事詳細

赤高生らが復興支援ボランティア

 2016年10月01日 
慰霊と鎮魂の気持ちを込めて演奏する雅楽部員たち=赤穂高校提供
 赤穂高校(大西正則校長)の全日制と定時制の生徒有志が合同で東北復興支援ボランティア活動を実施。9月25日まで4日間の日程で宮城県気仙沼市を訪れた。
 東北での活動は昨秋に定時制生徒21人が行ったのに続いて2回目。江戸時代に赤穂から製塩方法が伝わった縁で震災後に交流が始まった気仙沼市を定時制17人と全日制の雅楽部員8人で訪問した。
 貸切バスで16時間かけて現地に到着した一行は仮設住宅や復興支援住宅で、赤穂の塩を固めた円柱をミニ地蔵に加工する「塩の彫刻教室」を開催。装束を着けた雅楽部員が龍笛の演奏を披露した。仮設店舗が軒を連ねる気仙沼復興商店街では定時制生徒らが学校で栽培したひょうたんを素材に手作りした商売繁盛や交通安全のお守り約150個を各店にプレゼント。宮城県立気仙沼高校で生徒同士の交流会も行った。
 活動2日目は津波による全壊から再建された「岩井崎塩づくり体験館」を訪問。草刈り奉仕や塩釜焚きの燃料となる薪割りに汗を流した。雅楽部員は再び装束に着替え、現地の人たちが見守る中、海に向かって演奏。慰霊と鎮魂の音色を響かせた。
 「気持ちが届くように思いを込めて演奏しました」と部長の松本杏奴(あんぬ)さん(17)=2年=。昨年に続いて活動に参加した定時制生徒会長の横山昇一さん(18)=4年=は「昨年のことを覚えてくれていて、『今年もありがとう』と言ってもらえたのがうれしかった。卒業しても何らかの形で支援を続けたい」と話した。
<前の記事


掲載紙面(PDF):
2016年10月1日(2201号) 1面 (11,891,591byte)
 (PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)


コメントを書く

お名前 (必須。ペンネーム可):

メールアドレス (任意入力 表示されません):

内容 (必須入力):

※コメントは投稿内容を赤穂民報社において確認の上、表示します。
投稿ルールを遵守できる方のみご投稿ください。

4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14

今週のイベント・催し
23
(月)
 
24
(火)
25
(水)
26
(木)
27
(金)
 
28
(土)
 
29
(日)

最新のコメント

  • JR播州赤穂駅「みどりの窓口」11月末で廃止←不満です(11/23)
  • JR播州赤穂駅「みどりの窓口」11月末で廃止←赤穂民報(11/23)
  • JR播州赤穂駅「みどりの窓口」11月末で廃止←赤穂の市民(11/23)

各種お申込み

以下より各お申込み、資料請求フォームにリンクしています。ご活用下さい。

スマホサイトQRコード

スマホ用URLをメールでお知らせ!
e-mail(半角入力)


ドメイン指定受信をされている方は「@ako-minpo.jp」を指定してください。

閉じる
中村唯心堂 中道工務店 矢野防水工業 赤穂メモリアルホール 野中砂子土地区画整理組合 花岳寺 兵庫県警
閉じる
中村唯心堂 中道工務店 矢野防水工業 赤穂メモリアルホール 野中砂子土地区画整理組合 花岳寺 兵庫県警