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けん玉名人が園児をコーチ

 2016年10月31日 
けん玉名人からコツを教わる園児たち
 けん玉競技の元日本チャンピオンを招いたけん玉教室が若草町の城西幼稚園(澗口五百子園長)でこのほどあり、名人級の腕前を手本に子どもたちが楽しそうに練習した。
 講師は日本けん玉道選手権大会など複数の大会で日本一になった経歴がある、たつの市の作業療法士、小林良光さん(29)。従妹が同園に勤めている縁で来園した。
 小林さんは、大皿や中皿に玉を乗せる基本技から空中に放り投げたけんをつかんでけん先で玉を受けるといった高度な応用技までデモンストレーションを披露。技が成功するたびに園児たちの黄色い歓声が響いた。
 子どもたちは正しい持ち方を小林さんから教わり、各自で練習。「ひざのばねを使ってね」「玉をしっかり止めてから始めましょう」などのアドバイスで短時間でレベルアップした。年長児の渡辺恋都(こいと)ちゃん(5)は「もうちょっとで、お皿に乗りそう」と何度もトライしていた。
 同園では集中力を養う取り組みとして2学期から年長児の遊戯にけん玉を導入。小林さんは「けん玉は集中力を養うのに役立つと思う。しっかり練習してうまくなって」と声を掛けていた。
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掲載紙面(PDF):
2016年11月5日(2205号) 4面 (12,806,731byte)
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