最後の忠臣蔵検定104人挑戦
2016年11月27日
合格を目指して最後のチャンスに挑んだ忠臣蔵検定。義士に扮して受検したマニアも
同検定は10回目となる今回で終了することが決まっており、受検者らは合格への最後のチャンスをものにしようと、真剣な表情で問題に取り組んだ。
「忠臣蔵への理解や愛着を深めてもらおう」と赤穂義士会主催で平成19年に始まった同検定。東京から広島まで104人が受検した。
「吉良邸討入りのとき、裏門組は総勢何人だったか」(正解・24人)「赤穂城明け渡しを終えた大石内蔵助が退出した門は」(清水門)など、例年同様、義士の人数にちなんで47問が出題された。「討入りに対する幕府の裁定で処分の対象になった義士の子どもの人数は」(19人)といった難問もあり、受検者たちは合格ラインの80点を目指して頭を悩ませた。
忠臣蔵の大ファンで過去6回受検してすべて合格という岡山県津山市の茅野大治さん(82)は自身初の満点を目指して挑戦。「一問間違えてしまいました」と残念そうにしたものの、「自分の知識を確認する機会でもあり、楽しかった」と話した。
同会事務局は「元禄赤穂事件や忠臣蔵の普及啓発につながったのでは」と検定の効果を話し、過去の出題をまとめた問題集の刊行を検討しているという。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2016年12月3日(2209号) 3面 (11,023,506byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
[ 文化・歴史 ]
市民ミュージカル公演へ稽古佳境 嵯峨御流のいけばな社中展 [ 文化・歴史 ] 2016年02月06日邦楽の調べで義士の命日偲ぶ [ 文化・歴史 ] 2016年02月04日「お盆の思い出」絵画コンで優秀賞 播磨の墳墓に見る弥生期の風習 [ 文化・歴史 ] 2016年02月02日赤穂城址の四季写真展 [ 文化・歴史 ] 2016年01月28日赤穂小金管バンド 念願の金賞 国際芸術祭の広域連携事業に採択 [ 文化・歴史 ] 2016年01月23日姫路市美術展に8人入賞・入選 [ 文化・歴史 ] 2016年01月21日絵画と写真で尼子山の魅力再発見 [ 文化・歴史 ] 2016年01月16日県文化財の大黒舞に待望後継者 [ 文化・歴史 ] 2016年01月01日赤穂と山鹿の絆が漫画に [ 文化・歴史 ] 2015年12月13日忠臣蔵を熱演 山科こども歌舞伎 個性と感性ほとばしるアート展 [ 文化・歴史 ] 2015年12月12日第45回義士祭奉賛学童書道展
コメント
今年で高校生になるのですが、忠臣蔵検定をうけるために今まで一生懸命受験勉強をしてきました!
しかし、10回目の検定でこの忠臣蔵検定が終了してしまうと知り、とっても悲しいです…。
また忠臣蔵検定を開催する機会があればそうしてほしいです!
お願い致します。
0 0
投稿:とめとめ 2018年03月11日コメントを書く