「秦河勝の墳墓」伝承の生島を見学
2017年05月28日
秦河勝の墳墓と伝えられる史跡を見学した探訪会
昨年11月に秦氏ゆかりの神社を訪ねる史跡探訪会を開いた歴史研究グループ「秦氏を学ぶ会」が第2弾として企画。市内外の歴史ファン53人が参加した。
生島は周囲約1・6キロの無人島で、希少な植物群落が国の天然記念物に指定されている。河勝を祭神とする大避神社の神域で普段は人の出入りが禁じられている。
この日は漁船2隻のピストン輸送で島へ渡航。かつて船乗りが飲用した井戸が残る山道を80メートルほど登り、円墳がある西端山頂に到達した。墳墓はしめ縄を渡した石柱の奥に小山のようにあり、参加者らは滅多に見ることのできない史跡を前に歴史ロマンに浸った。
地元育ちの主婦、大田直子さん(58)は生島に渡ったのは初めて。「一度行ってみたいと思っていました。もっとこの島の歴史を学びたいです」と関心を深めた。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2017年6月3日(2233号) 3面 (11,470,455byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
「歴史作る」目標は創部初の県金賞 [ 文化・歴史 ] 2019年07月31日山鹿素行のお話(3)素行先生、文武両道の研鑽 [ 文化・歴史 ] 2019年07月27日「坂越のまち並みを創る会」に助成金 田辺眞人氏の歴史発見講座 先着50人募集 朝ドラ「なつぞら」と赤穂の意外なつながり [ 文化・歴史 ] 2019年07月20日山鹿素行のお話(2)山鹿素行先生の生い立ち [ 文化・歴史 ] 2019年07月20日DVD「赤穂の獅子舞」第2巻完成 [ 文化・歴史 ] 2019年07月19日「肌」「叫ぶ」など7課題で川柳募集 発掘成果一堂に 弥生人の骨も初公開 [ 文化・歴史 ] 2019年07月13日山鹿素行のお話(1)赤穂城本丸手前の素行先生銅像 [ 文化・歴史 ] 2019年07月06日日本画の山本美佐子さん 西宮市展で最高賞 [ 文化・歴史 ] 2019年07月05日自然の風合い素朴な美 竹細工展 [ 文化・歴史 ] 2019年07月02日日本遺産認定を祝う横断幕 [ 文化・歴史 ] 2019年06月30日ゆかりの篠笛で奏でる有年の情景 早乙女が豊作願い「お田植祭」 [ 文化・歴史 ] 2019年06月16日
コメント
2 0
投稿:興味半分で観光気分で行く場所ではない 2017年06月19日とか、上陸して草を踏んだり、木を抜いたり、小石を持ち帰った人が祟られた。とか教えられ、本当に信じてました。
歳をとって、私は、そういう話がある本当の理由が解るようになり、日本人のあうんの呼吸として、生島にはたやすく渡ってはいけないと、今でも対岸から、島のあれこれを想像しながら眺めるだけです。
生島は、目と鼻の先にある本当に小さい島ですが、私にとっては、これからも上陸することのない永遠の謎の島です。
2 0
投稿:永遠の謎の島 2017年06月18日神域なのだから、見学するにもきちんと神社に参拝するなどしてからにしてほしい、もちろんしたんだろうね?
0 0
投稿:よう 2017年06月18日コメントを書く