ご近所力で防げる高齢者虐待
2008年10月22日
高齢者虐待の予防について考えた学習会
厚生労働省の調査では平成19年度の虐待事例は全国で1万3000件を超え、そのほとんどは在宅介護。虐待による死者は27人で、年々深刻化している。
学習会では、夫が認知症の妻を虐待するケースを市職員による寸劇で紹介。責任感の強い人ほど周囲に頼らず、無理を重ねた挙句に虐待してしまうという構造的な問題を提起した。
講師の関西福祉大・一瀬貴子准教授は「孤立感から来る不安やストレスが虐待に向かわせる」と要因を指摘。「周囲が温かい目で見守り、少しでも早く異常に気付いてあげることが大切。介護経験者から話を聞ける場が地域にあれば、なおよい」と防止のポイントを挙げた。
夫婦で参加した尾崎の80代男性は「もし今後、介護に困ることがあればご近所や公的機関にすぐに相談したい」と話していた。
<前の記事 |
[ 社会 ]
国勢調査 4分の1は独居世帯 [ 社会 ] 2016年10月29日一日1000円で「お試し暮らし」 [ 社会 ] 2016年10月29日
市内全域で空き家調査スタート [ 社会 ] 2016年10月29日
「元気に育って」児童がキジ放鳥 [ 社会 ] 2016年10月26日
大河ドラマ化要望へ署名活動 [ 社会 ] 2016年10月25日
医療と介護 連携へ研修会 [ 社会 ] 2016年10月23日
プラット赤穂で消防訓練 [ 社会 ] 2016年10月20日
赤穂義士娘 第32代の3人決定 中学生が安全運転呼び掛け 不審者対応の防犯訓練 [ 社会 ] 2016年09月27日
長岡県議 政務活動費で栄養ドリンク [ 社会 ] 2016年09月27日愛情いっぱい 親子料理コンテスト [ 社会 ] 2016年09月24日
「忠臣蔵の恋」放送開始をPR [ 社会 ] 2016年09月23日
市議選投票日は来年4月2日 [ 社会 ] 2016年09月21日女性神職らが赤穂で研修会 [ 社会 ] 2016年09月14日
コメント
0
0
投稿:吉田 カメ 2008年10月24日コメントを書く