ご近所力で防げる高齢者虐待
2008年10月22日
高齢者虐待の予防について考えた学習会
厚生労働省の調査では平成19年度の虐待事例は全国で1万3000件を超え、そのほとんどは在宅介護。虐待による死者は27人で、年々深刻化している。
学習会では、夫が認知症の妻を虐待するケースを市職員による寸劇で紹介。責任感の強い人ほど周囲に頼らず、無理を重ねた挙句に虐待してしまうという構造的な問題を提起した。
講師の関西福祉大・一瀬貴子准教授は「孤立感から来る不安やストレスが虐待に向かわせる」と要因を指摘。「周囲が温かい目で見守り、少しでも早く異常に気付いてあげることが大切。介護経験者から話を聞ける場が地域にあれば、なおよい」と防止のポイントを挙げた。
夫婦で参加した尾崎の80代男性は「もし今後、介護に困ることがあればご近所や公的機関にすぐに相談したい」と話していた。
<前の記事 |
[ 社会 ]
食品衛生協会の新会長に冨原氏 [ 社会 ] 2013年06月28日3人に消防庁長官表彰 [ 社会 ] 2013年06月28日赤ちゃんに陣たくん人形贈呈 [ 社会 ] 2013年06月28日加里屋川にビオトープ完成 製作進む「祓うちわ」 [ 社会 ] 2013年06月25日「開かずの水門」初めてオープン [ 社会 ] 2013年06月24日アマモに暮らす生き物を観察 [ 社会 ] 2013年06月23日牡蠣早開け 2年連続日本代表に [ 社会 ] 2013年06月22日2年目の「忠臣蔵ウイーク」始動 交流サロンなどパネルで紹介 [ 社会 ] 2013年06月14日今年も届いた善意の寄金 [ 社会 ] 2013年06月12日食品衛生協会の25年度表彰 [ 社会 ] 2013年06月12日赤穂JCが創立50周年 [ 社会 ] 2013年06月09日「前向きに生きる」希望光る詩集 [ 社会 ] 2013年06月08日子どもたちの頑張る姿を参観 [ 社会 ] 2013年06月06日
コメント
0 0
投稿:吉田 カメ 2008年10月24日コメントを書く