ご近所力で防げる高齢者虐待
2008年10月22日
高齢者虐待の予防について考えた学習会
厚生労働省の調査では平成19年度の虐待事例は全国で1万3000件を超え、そのほとんどは在宅介護。虐待による死者は27人で、年々深刻化している。
学習会では、夫が認知症の妻を虐待するケースを市職員による寸劇で紹介。責任感の強い人ほど周囲に頼らず、無理を重ねた挙句に虐待してしまうという構造的な問題を提起した。
講師の関西福祉大・一瀬貴子准教授は「孤立感から来る不安やストレスが虐待に向かわせる」と要因を指摘。「周囲が温かい目で見守り、少しでも早く異常に気付いてあげることが大切。介護経験者から話を聞ける場が地域にあれば、なおよい」と防止のポイントを挙げた。
夫婦で参加した尾崎の80代男性は「もし今後、介護に困ることがあればご近所や公的機関にすぐに相談したい」と話していた。
<前の記事 |
[ 社会 ]
市民病院 責任明確化を明言 「土曜診療」も前向き [ 社会 ] 2021年12月24日赤穂城でウエディング「一生の思い出」 [ 社会 ] 2021年12月24日大阪ビル火災受け消防が特別査察 [ 社会 ] 2021年12月23日赤穂市が2021年10大ニュース発表 3回目接種 来年1月17日から予約受付 [ 社会 ] 2021年12月22日「うね・のり愛号」拡充、「陣たくん号」休止へ 城南野球場の命名権パートナー募集 暴力団を寄せ付けない 「断つ会」がパトロール 第8分団に新消防ポンプ車配備 [ 社会 ] 2021年12月21日交通安全協会・前田邦稔会長に県自治賞 [ 社会 ] 2021年12月19日《市民病院医療事故多発》病院が一部事実関係を公表 明るい選挙ポスター入選・特別賞 子育て臨時給付金 全額現金で一括支給決定 赤穂健福管内 直近2週間は新規陽性者なし [ 社会 ] 2021年12月15日子育て臨時給付金 赤穂市も現金一括へ
コメント
0 0
投稿:吉田 カメ 2008年10月24日コメントを書く