市世帯数 47年ぶり減少
2017年07月08日
赤穂市の今年3月末時点での人口統計がこのほどまとまり、総人口は4万8788人(前年比619人減)で15年連続の減少。また、世帯数は2万0427世帯(同11世帯減)で47年ぶりに減少した。
市の資料によれば、世帯数は1万0807世帯だった昭和44年度末から増加の一途をたどり、平成24年度末には2万世帯を突破。昨年度も141世帯が増えたが、ここにきてブレーキがかかった。地区別では赤穂、城西、尾崎、御崎がいずれも減少。塩屋も微増にとどまり、これまで世帯数増を支えてきた市南部エリアで減少に転じた。しかし、今年5月末時点の統計では世帯数は2万0462世帯に持ち直しており、今後も減少傾向が続くかどうかは不確かだ。
人口は、出生数から死亡数を引いた「自然増減」が304人減り、転入から転出を差し引いた「社会増減」も315人減少。地区別をみても9地区すべてでマイナスだった。出生数は310人(男169人、女141人)で、過去最多の昭和49年度(932人)と比べて3分の1に落ち込んだ。
年齢別人口割合では、65歳以上は30・7%(前年度末29・9%)で初めて3割を超えた。一方、15歳未満は12・1%(同12・3%)と低下。さらに少子高齢化が進行している。
掲載紙面(PDF):
2017年7月8日(2238号) 1面 (6,650,090byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
市の資料によれば、世帯数は1万0807世帯だった昭和44年度末から増加の一途をたどり、平成24年度末には2万世帯を突破。昨年度も141世帯が増えたが、ここにきてブレーキがかかった。地区別では赤穂、城西、尾崎、御崎がいずれも減少。塩屋も微増にとどまり、これまで世帯数増を支えてきた市南部エリアで減少に転じた。しかし、今年5月末時点の統計では世帯数は2万0462世帯に持ち直しており、今後も減少傾向が続くかどうかは不確かだ。
人口は、出生数から死亡数を引いた「自然増減」が304人減り、転入から転出を差し引いた「社会増減」も315人減少。地区別をみても9地区すべてでマイナスだった。出生数は310人(男169人、女141人)で、過去最多の昭和49年度(932人)と比べて3分の1に落ち込んだ。
年齢別人口割合では、65歳以上は30・7%(前年度末29・9%)で初めて3割を超えた。一方、15歳未満は12・1%(同12・3%)と低下。さらに少子高齢化が進行している。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2017年7月8日(2238号) 1面 (6,650,090byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
[ 社会 ]
赤穂署で「術科始め式」署員ら決意新た [ 社会 ] 2024年02月07日京アニ放火殺人事件の判決受け遺族が心境〈後編〉「心の奥に氷の塊がずっと」 京アニ放火殺人事件の判決受け遺族が心境〈前編〉「どんな判決が出ても、息子は帰ってこない」 市民病院が経営強化案「2039年度の黒字化を目標」 [ 社会 ] 2024年01月31日能登地震被災地で医療支援 赤穂中央病院AMAT [ 社会 ] 2024年01月27日赤穂市議会の定数削減方針まとまる 1減の17へ [ 社会 ] 2024年01月27日市民病院PET−CT売却 3300万円で落札 [ 社会 ] 2024年01月27日料金所の強盗想定、山陽道で防犯訓練 [ 社会 ] 2024年01月24日赤穂市老人クラブ連合会 創立60周年祝う [ 社会 ] 2024年01月21日「JR赤穂線の利用促進を」地方創生政策コンテストで優秀賞 能登地震被災地へ緊急消防援助隊 [ 社会 ] 2024年01月15日部隊行進と一斉放水 防火の決意新たに [ 社会 ] 2024年01月14日「瓦がずれてますよ」は真っ赤な嘘 悪質業者に注意 「人生は自分次第」「これからは恩返し」二十歳のつどいで決意や抱負 [ 社会 ] 2024年01月07日能登地震災害義援金 募金箱を市役所と市民会館に設置
コメントを書く