空手道のワールドカップ日本代表に選出
2008年10月25日
ワールドカップ日本代表に選ばれた梅本麗博選手
全世界空手道連盟新極真会が4年に一度開催する大会。世界73カ国にある支部の予選を勝ち抜いた強豪選手が体重別3階級で覇権を争う。日本からは一階級につき6選手を派遣。梅本選手は選考会での成績が認められて初めての代表入りを果たした。
中・重量級にも引けを取らない勢いのある打突が持ち味だ。一時期、東京で道場を開き、指導者としての道を歩みかけたが、「もう一度思い切り空手に打ち込みたい」と2年前に復帰。過去に世界王者を輩出した名門・東京城南川崎支部に転籍し、質量ともに豊富な練習で技を磨いた。
選手として円熟期に近づきつつある年齢だが、ウエイトトレーニングなどで肉体改造に取り組み、「スピードもスタミナも20代の頃よりも上」と充実一途。新たに「下段廻し蹴り」を身につけたことで攻め幅は格段に広がった。
ワールドカップは「どうしても出場したかった大会」。パワーで上回る外国人選手との対戦も「自分の力を出し切れば必ず勝てると信じている」と頼もしい声が返ってきた。
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掲載紙面(PDF):
2008年10月25日(1818号) 1面 (9,846,956byte)
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投稿:33歳 2008年10月25日コメントを書く