日本マスターズ柔道で2度目の金メダル
2008年10月25日
2度目の金メダルを胸に教え子らに囲まれ笑顔の池田正男さん=前列中央
2大会連続優勝を狙った昨年は体重別、無差別級とも3位。今年は1カ月ほど前から中高生を相手に攻め稽古で汗を流し、コンディションを調整。体を絞った結果、一つ下の階級での出場となった。
1回戦は鮮やかな出足払いで一本。準決勝は大内刈りで技ありを奪って優勢勝ちを収めた。
決勝は6月にベルギーであった世界マスターズのチャンピオン。大会前から「ぜひ胸をお借りしたいと思っていた」という相手に願ってもない舞台で対戦できることになった。
試合が始まり、組み合った瞬間、「相手の強さがわかったが、自分にもチャンスはある」と直感した。時間を置かずに先制の小内刈り。たまらずバランスを崩した相手を横四方固めで押さえ込んだ。
「何も考えずに仕掛けたら、たまたま技がかかった」と謙遜するが、自然と身体が動いたのは50年以上にわたる稽古のたまもの。「練習に付き合ってくれた若い子たちのおかげ。来年は90キロ級に戻してまた挑戦したい」と早くも次回大会へ気持ちを向けていた。
池田選手は「柔道を通して人の痛みがわかる人間育成を」と週3日、加里屋の新町武道館などで子どもたちに柔道を教えている。問合せは「赤穂柔道スポーツ少年団」Tel45・7388(東さん)まで。
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2008年10月25日(1818号) 1面 (9,846,956byte)
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