歴史コラム100本『赤穂史百話』
2018年04月17日
興味深い歴史エピソードが収録されている『赤穂史百話』
昭和53年から61年にかけて「広報あこう」に連載した「市史余話」を加筆、修正して収録。「ふるさと赤穂の歴史を知る手引き書に」(市)としている。
「市史余話」は『赤穂市史』の編さん過程でわかってきたことや、こぼれ話を市史編さん専門委員らが中心になって執筆。新事実や調査成果をトピック的に紹介し、読者の関心を集めた。
本書は当時連載した全87話に新たに13話を加え、「原始・古代編」「文化財・民俗編」など時代や分野ごとの6編に分類した。「今昔物語集』に登場する赤穂郡の盗賊「盗人、多々寸丸の話」、江戸時代に象が赤穂領内を通過した「享保の象」、明治29年に存在しながら実現することはなかった「幻の赤穂鉄道計画」など、いずれのエピソードも興味深い。
A5判408ページで2500部発行。PDF版を収録したCD付きで1部700円。加里屋中洲の赤穂市教委市史編さん室で販売している。TEL43・6848。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2018年4月21日(2275号) 3面 (11,952,656byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
[ 文化・歴史 ]
ふるさと文化講座「旧赤穂郡域の獅子舞」などテーマ [ 文化・歴史 ] 2023年01月14日キャンバスの会 13日から図書館で作品展 [ 文化・歴史 ] 2023年01月10日15日に各神社で「とんど祭り」 ユネスコ文化遺産「大垣祭」赤穂出身画家が天井画制作中 [ 文化・歴史 ] 2023年01月01日全国伝統的工芸品展で赤穂緞通作家2人入選 [ 文化・歴史 ] 2023年01月01日有年考古館で企画展「看板・立札・道しるべ」 [ 文化・歴史 ] 2022年12月22日「ウサギのように飛躍を」児童ら描いた干支大絵馬 特別展「上方の忠臣蔵浮世絵」貴重な190点 [ 文化・歴史 ] 2022年12月10日義士引き揚げルート 中央義士会が一部見直し [ 文化・歴史 ] 2022年12月10日赤穂民報主催・第38回習字紙上展の出品規定 義士行列の小道具に「槍印」加えては [ 文化・歴史 ] 2022年12月04日「目指すは金賞」マーチングバンド全国大会へ [ 文化・歴史 ] 2022年12月02日赤穂の「十年一昔」ほのぼの写真展 [ 文化・歴史 ] 2022年12月02日力作並ぶ義士祭学童書道展 市民会館で4日まで 創立150年の尾崎小で記念授業
コメントを書く