「おおつ西瓜」100玉限定売り出し
2018年07月18日
「数は少ないけれど味は例年以上」という大津スイカ
今月上旬の大雨で畑が冠水し収穫できるかどうか危ぶまれたが、「何とか100玉は出荷できそう」という。梅雨明け以降は十分な日照で糖度が高まっているとみられ、数は少ないものの例年以上の甘みが期待できそうだ。
「自慢のスイカをPRしたい」と農家有志でつくる「大津年輪の会」(旧林茂存会長)が平成20年に始めたイベント。「おおつ西瓜」のブランド名で売り出し、毎回完売の人気となっている。
4月末に植えた苗は順調に生育し、当初は500玉近くをイベント当日に販売できると見込んでいたが、先日の大雨で畑15アールの大部分が浸水。多くのスイカが被害を受けた。それでも会員らはあきらめず、倒れた苗をわらで保護し、周囲を丁寧に除草して風通しをよくするなどして果実を守ったという。
「数は減ってしまったけれど、楽しみにしてくれているお客さんもあり、開催することにしました」と旧林会長。有機肥料を増やしたことで「味は例年よりもいいのでは」と自信がのぞく。
サイズに応じて一玉600〜2000円で午前9時から販売する。10分前から整理券を配り、1人1玉限定(なくなり次第終了)。地場産野菜の販売、地元女性会の喫茶コーナーもある。小雨決行。問い合わせはTEL43・6840(市農林水産係)。
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掲載紙面(PDF):
2018年7月21日(2286号) 1面 (7,016,479byte)
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