坂越在住の米国人男性が初の絵画個展
2018年07月19日
坂越まち並み館で開かれているサム・コフリンさんの個展
「心に浮かんだものを描いた」という作品はいずれも独創性に富み、風刺的な一面もある。作者のサム・コフリンさん(30)は「作品を通して対話が生まれれば」と話している。
米インディアナ州出身のコフリンさんは英会話講師として平成28年夏に来日。昨年3月に坂越に移住し、市内の英語教育専門校で勤務している。絵画制作は高校時代からの趣味で、坂越での暮らしに慣れた昨秋ごろから「日記をつけるように」絵を描いてきたという。
四つ切または八つ切サイズを中心にクレパス画55点を出品。作品タイトルは、すべて自分の名前にちなんで「S」「A」「M」を頭文字とする英単語3つで構成されている。まず、題名を決め、そこから生まれた心象を画用紙に描いたという。
山から見た坂越をデフォルメした風景画、身近な人の死をテーマにした作品などモチーフはさまざまで、シュールな絵が多い。コフリンさんは「自分の作品を見てもらえることは楽しみです。どう感じるかは見る人の自由。リラックスして作品を見てほしい」と話している。
入館無料で8月20日(月)まで午前10時〜午後4時。火曜休館。TEL48・7770。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2018年7月21日(2286号) 3面 (7,016,479byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
伝統話芸のおもしろさ体験 [ 文化・歴史 ] 2016年12月05日
二之丸庭園 13日から部分公開 [ 文化・歴史 ] 2016年12月03日
赤穂富士習字作品展の入賞者 [ 文化・歴史 ] 2016年11月30日クラシックピアノの全国コンクールへ 秦氏ゆかりの史跡を探訪 [ 文化・歴史 ] 2016年11月27日
最後の忠臣蔵検定104人挑戦 [ 文化・歴史 ] 2016年11月27日
自筆の著書や手紙も「山鹿素行」展 [ 文化・歴史 ] 2016年11月26日
昭和の西播磨 写真集刊行 三木家文書公開 討ち入りの記述も [ 文化・歴史 ] 2016年11月25日
県史跡の墓所 イノシシ被害 [ 文化・歴史 ] 2016年11月23日
「祭」テーマに吹奏楽の演奏会 “赤穂富士”テーマに習字コンクール展 尺八と琴の演奏発表会 赤穂美術協会が18日から小品展 [ 文化・歴史 ] 2016年11月18日「子ども義士物語」上演へ稽古真剣
コメント
0
0
投稿:Sachi 2018年07月20日コメントを書く