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少林寺拳法の全中大会へ赤穂から7拳士

 2018年08月08日 
坂越スポーツ少年団の=左から=市山、前田、山根君
 少林寺拳法の全国中学生大会(8月18・19日、東京都)に赤穂市内のスポーツ少年団から単独演武3人、組演武2組が出場する。いずれも5月の県予選で上位入賞して出場権を獲得。連日の暑さにも負けず、大会へ向けて稽古に汗を流している。
 赤穂スポーツ少年団からは県大会で女子組演武1位の山下智加さん(14)=赤穂西3年=・中崎桜香(ほのか)さん(14)=赤穂3年=、女子単独演武2位の松林音寧(ねね)さん(12)=赤穂1年=と同3位の大下莉歩さん(14)=赤穂西2年=が出場する。
 演武にスピード感がある山下・中崎組は「目標は入賞(6位以内)」と声をそろえ、急成長中の松林さんは「県大会よりもいい演武を」と意欲的。気持ちのこもった演武が特長の大下さんは「練習の成果を出したい」と集中力を高めている。
 また、坂越スポーツ少年団からは男子単独演武1位の市山柊太君(13)=県立大附2年=、男子組演武3位の前田隆成(りゅうせい)君(15)・山根翔(かける)君(15)=坂越3年=が臨む。
 県大会で最優秀選手にも選ばれた市山君は「まだまだ全国レベルにはなっていない。もっと突きの速さを上げないと」とさらなる高みを目指す。前田・山根組は「予選突破を目指して頑張る」と初めての全国大会を楽しみにしている。
 ▽赤穂スポーツ少年団の中学生担当・島田洋平さん=「山下・中崎は中学最後の大会なので力を出し切ってほしい。松林は今できる演武を思いっきり。大下はこれから女子の中心になっていく存在なので期待している」
 ▽坂越スポーツ少年団・奥谷昭博道院長=「市山は切れ目のない演武ができれば全国でも通用する。前田・山根は今までの努力が実った。2人が真面目に練習に取り組んできたことを知っているので指導者としてもうれしい」
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掲載紙面(PDF):
2018年8月11日(2289号) 4面 (11,343,979byte)
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