藻場再生へアマモ苗移植
2019年03月07日
藻場の保全を願ってアマモ苗をダイバーに渡す児童
アマモは砂泥質の海底に群生する多年草で、産卵や稚魚の生息に適していることから“海のゆりかご”とも呼ばれる。同団体は地元の御崎小学校児童が容器で発芽させたアマモ苗を御崎沖に移植する活動を2007年度から続けている。
今年度も同校3年生46人が2学期からアマモ種子の発芽に取り組んだ。この日、児童たちは自分が担当した飼育容器を一つずつ持って海岸へ。代表して齊木結衣さん(9)と山本真奈美さん(9)が「大切に育ててきたので、よろしくお願いします」と三島さんらスタッフに移植を託した。
三島さんはウエットスーツで海へ入り、根付きそうな場所を選んで海底に苗を植え付けた。発芽しなかった種子も自然の中で芽を出すことを期待して一帯に散布した。
三島さんによると、4年ほど前に直径30センチほどだった藻場は現在直径2メートルくらいまで範囲が広がり、さらに別の場所でも小さな藻場が複数できているという。「さらに移植を続ければ、藻場同士がひっついて、より大きなアマモ場が復活するのでは」と期待を込めた。
<前の記事 |
24年危険業務叙勲受章者 [ 社会 ] 2012年10月13日少年非行防止へ“学警”が対策会議 [ 社会 ] 2012年10月10日
中学生が運動会でボランティア いじめ第三者委 一次提言の大枠固まる [ 社会 ] 2012年10月08日
第28代赤穂義士娘が決定 [ 社会 ] 2012年10月08日
砂浜軟弱化の原因調査始まる [ 社会 ] 2012年10月06日
86代赤穂署長「初心に返り誠実に」 [ 社会 ] 2012年10月06日
MOA児童コン、国宝レプリカ展示も 地域の交通安全をチェック [ 社会 ] 2012年10月05日
アクリル酸保管先を特別査察 [ 社会 ] 2012年10月03日父親企画のイベントで児童ら歓声 [ 子供 ] 2012年09月29日
ステファニーちゃん、また来てね [ 子供 ] 2012年09月29日
目坂の斜面崩落、市が地権者提訴へ [ 社会 ] 2012年09月29日
津波に備えて標高表示 [ 社会 ] 2012年09月27日
市庁舎 10月から全館禁煙 [ 社会 ] 2012年09月26日
コメント
0
0
投稿:赤穂民報 2019年03月11日コメントを書く