美化センターで原因不明の爆発 昨年10月 1人軽傷
2019年03月23日
中広の赤穂市美化センターで昨年10月、粗大ごみ処理施設の内部で原因不明の爆発事故があり、作業員1人が軽傷を負っていたことがわかった。その後、同施設で部品の故障が見つかり、市は約1000万円かけて修理した。
同センターによると、事故は10月3日午前に発生。施設内部の破砕機周辺で爆発があったとみられたが、警察と消防による現場検証でも正確な位置や原因は特定できなかったという。事故当時、施設内は無人。施設外の周辺で作業していた4〜5人のうち委託業者の1人が尻に打撲傷を負った。センターは「爆風で飛ばされた何かが当たった可能性を排除できない」として、新たに壁を設けるなど安全対策を施し、約1か月後に運転を再開した。
しかし、11月5日に計器に異常が現れ、施設内部を調べたところ、破砕機の軸受け部に焼き付きが判明。補正予算で修理を行い、今年2月12日から運転を再開した。この間に収集した粗大ごみはセンター内に保管し、収集業務に影響はなかった。
同センターは「事故と故障との因果関係は不明」とし、センター内にたまった粗大ごみについては「なるべく処理を進めて4月中には解消したい」と話している。
掲載紙面(PDF):
2019年3月23日号(2318号) 1面 (9,504,731byte)
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同センターによると、事故は10月3日午前に発生。施設内部の破砕機周辺で爆発があったとみられたが、警察と消防による現場検証でも正確な位置や原因は特定できなかったという。事故当時、施設内は無人。施設外の周辺で作業していた4〜5人のうち委託業者の1人が尻に打撲傷を負った。センターは「爆風で飛ばされた何かが当たった可能性を排除できない」として、新たに壁を設けるなど安全対策を施し、約1か月後に運転を再開した。
しかし、11月5日に計器に異常が現れ、施設内部を調べたところ、破砕機の軸受け部に焼き付きが判明。補正予算で修理を行い、今年2月12日から運転を再開した。この間に収集した粗大ごみはセンター内に保管し、収集業務に影響はなかった。
同センターは「事故と故障との因果関係は不明」とし、センター内にたまった粗大ごみについては「なるべく処理を進めて4月中には解消したい」と話している。
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