千種川の水質 赤穂市内は全6地点「少しきたない」
2019年05月07日
第46集が刊行された『千種川の生態』
調査は流域のライオンズクラブによって昭和48年から年1回続けられている。昨年は8月から10月にかけて地元の小・中・高校生たちを含む延べ343人が宍粟、佐用、上郡、赤穂、相生の5市町計51地点で実施。採集した水生生物の種類によって、▽きれい▽少しきたない▽きたない▽大変きたない−の4段階で水質を判定した。
赤穂市内では、前回「きれい」だった北畠、「きれい〜少しきたない」だった下高野がいずれも「少しきたない」に悪化。有年橋、高雄、加里屋川、大津川の4地点は前回から変わらず「少しきたない」だった。
全体では「きれい」判定された地点は15カ所(前回16地点)。「少しきたない」は35地点(同36地点)で「きたない」「大変きたない」はなかった。1地点は水生生物を1匹も採取できなかったため判定なしとなった。
採集した水生生物の1カ所当たりの平均個体数は65・8匹(前回80・2匹)で減少。平均種類数は7・6種類(前回8・8種類)で4年連続の減少となった。
詳しい調査結果は報告書『千種川の生態』第46集に収録されており、赤穂市立図書館で読むことができる。
<前の記事 |
[ 社会 ]
記憶喪失の保護女性 赤穂出身か [ 社会 ] 2016年02月13日「最新」「最高水準」関電に説明要求 [ 社会 ] 2016年02月04日高野の安定型産廃処分場 県が設置許可 [ 社会 ] 2016年02月03日テクノ消防の委託廃止を検討 [ 社会 ] 2016年02月03日交通事故死 初の年間ゼロ 赤穂初の女性樹木医が誕生 [ 社会 ] 2016年01月30日《御崎メガソーラー問題》住民質問への回答拒否 [ 社会 ] 2016年01月27日「文化財防火デー」に消防訓練 [ 社会 ] 2016年01月26日火災死傷者4年ぶりゼロ、救急は過去最多 [ 社会 ] 2016年01月26日平成28年消防出初式受章者 [ 社会 ] 2016年01月25日インフルエンザで学級閉鎖 今年度初 弁護士が産廃処分場の危険性訴え [ 社会 ] 2016年01月23日出初式で心意気 締め込み姿も [ 社会 ] 2016年01月18日「立ってられへん」大地震の揺れ実感 [ 社会 ] 2016年01月16日学校創立90周年へ機運の懸垂幕 [ 社会 ] 2016年01月16日
コメント
中洲の草木は生い茂っており、水中生物にとってはとても良い場所だったはず。
それらが無くなり、生物たちは何処へ身を隠せばいいのか。。。
水生生物を基準に水質評価するのであれば、今後は水質悪化の評価が出ると危惧しています。
1 0
投稿:市民 2019年05月11日0 0
投稿:赤穂市民 2019年05月11日ですから、虫の個体数や種類数が多いほど、良い水環境、イコール、「きれいな水」と理解していただけると嬉しいです。
そして、子供たちがそういった良い環境に日常的に目が行き、気にしている意識が育って欲しいと願っています。
0 0
投稿:横山正 2019年05月08日コメントを書く