「創業塾」起業目指して6人修了
2019年11月29日
ビジネスに必要な基礎知識やノウハウを学んだ創業塾
9月から5回シリーズで開講。出張そろばん教室を企画する女性や退職後にショットバーの開業を夢見る男性などが受講し、経営実務に詳しい中小企業診断士や金融の専門家からビジネスプランの作り方を学んだ。
最終回は各自が作成した創業計画書を一人ずつプレゼンテーション。販売戦略や資金計画などを熱意をもって発表した。
リハビリに特化した訪問看護ステーションの開設を提案した山手町の理学療法士、山家志穂さん(50)は「受講者同士で新しい事業展開のヒントも見つかった。資金調達の方法や経理をもっと勉強したい」と創業への意欲を語った。講師としてアドバイスした岡山県中小企業診断士会の安藤覺会長(66)は「地域経済を支える軸は個人事業主。赤穂を盛り上げる存在になってほしい」とエールを送った。
創業塾は今年で3年目。同商議所によると、これまでの受講者の中から少なくとも4人が創業を実現した。
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掲載紙面(PDF):
2019年11月30日号(2349号) 3面 (12,536,879byte)
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