人気シェフ 母校で講演「念ずれば花開く」
2019年12月03日
母校で講演した「さくらぐみ」オーナーシェフの西川明男さん
西川さんは21歳だった1981年、加里屋のお城通りに「さくらぐみ」を開業。当時は姫路にもなかった本格パスタや直輸入の石窯で焼くピザなどでファンを獲得した。「風景がナポリにそっくり」と2010年に現在の場所に移転。イタリア料理の国際普及団体「真のナポリピッツァ協会」からアジア初の認定を受けた。
県教委の「プロから学ぶ創造力育成事業」の講師として招かれた西川さんは1、2年生約150人を前に仕事着のコックコート姿で登壇。父の急逝を受けて大学を中退して洋食店で働き始めたアルバイト時代の苦労や単身イタリアに渡って義士装束を着て現地の料理イベントで名前を売った当時の思い出のほか、現地の料理人や主婦から教わったレシピを活かしてスイーツ店とジェラート店もオープンした経験や「地元を盛り上げたい」との思いから地域活性化イベントにも取り組んでいる思いなども語った。
「人があまりしないことをするのが好き」「イタリアにありそうでない料理を考えるのが楽しい」などとポジティブな自身の性分を語り、「念ずれば花開く。最初にイメージした結果にどうすれば早く行けるかを考える。到達すれば、また次へ向かっていく。そうすれば充実した人生になるんちゃうかな」と話した。
2年の前田健祐君(14)は「チャレンジ精神とやる気を見習いたいと思った」と先輩の講演に刺激を受けた。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2020年3月7日号(2362号) 3面 (7,494,482byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
浄専寺で報恩講落語会 [ 社会 ] 2019年11月11日《市公共工事贈収賄》検討委が初会合 中村文代さんに兵庫県社会賞 消費者活動で功績 [ 社会 ] 2019年11月06日「産廃反対市民の会」5周年記念講演会 世代問わず意見交流「教学サロン」 ハーモニカ同好会が10周年コンサート 市民が考えた「2030年の赤穂」 [ 社会 ] 2019年10月30日「安心実現へ行動」大会宣言採択 [ 社会 ] 2019年10月28日《市公共工事贈収賄》個別聞き取り 全職員へ対象拡大 腹痛や吐き気 塩屋小で学級閉鎖 行政情報発信にLINE活用 [ 社会 ] 2019年10月21日台風19号 災害義援金箱を設置 [ 社会 ] 2019年10月21日「魅力伝えたい」第35代赤穂義士娘が決定 [ 社会 ] 2019年10月19日古民家再生に最大666万円補助 [ 社会 ] 2019年10月19日第31回MOA児童展入賞者
コメント
西川さんは、本当に花が開いたのですね
0 0
投稿:念ずれば花開く 2019年12月05日0 0
投稿:残念 2019年12月04日コメントを書く