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《西有年産廃》無届け伐採「欠格事由に当たらず」

 2020年03月26日 
平行線に終わった市民の会と西播磨県民局との意見交換
 西有年産廃最終処分場建設計画をめぐり、許可権を持つ兵庫県は26日、計画地の樹木を無届けで伐採した事業者について、「不適格には当たらない」との認識を明らかにした。
 また、事業者が赤穂市と上郡町の指導の下、伐採した一帯に植樹したことに触れ、「違法状態は是正された。これ以上、手続きを止めておくのは不作為となる」とし、計画許可へ向けた手続きを進める意向を示した。
 西播磨県民局で行われた産業廃棄物最終処分場建設反対赤穂市民の会(会長=沖知道・市自治会連合会長)との意見交換の席上、遠藤英二県民局長が発言した。
 遠藤局長は、無届け伐採が行われた計画地の山林について、「赤穂市と上郡町による指導状況を確認し、違法状態は是正された」と発言。捜査が未終結であることなどを理由に手続きの「保留」を要望した同会に対し、事業者を不適格とする法律要件が禁固刑以上の処罰を受けた場合としていることを踏まえ、「無届け伐採の罰則は罰金刑なので欠格事由には当たらない」とした。
 沖会長によると、この日の会合は、「関係市町へ事前協議書の意見照会を行う前に意見交換の場を持ちたい」との県側からの申し出を受けたもので、役員6人で県民局を訪問した。▽環境アセスメントに準じた調査、予測、評価の実施と公表▽千種川を水道水源とする住民すべてを関係住民とすること▽保安林指定を安易に解除しないこと―などを井戸敏三知事宛てに文書で要望。遠藤局長は「いわゆる『アセス逃れ』にさせないよう、しっかり事業者に説明を求めていきたい。関係住民の範囲は市町の意見を聞いて検討する。保安林の解除は、他に代替方法がなくリスクをフォローできる場合に限る」などとその場で回答した。
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【関連記事】無届け伐採の報告書受理


掲載紙面(PDF):
2020年3月28日号(2365号) 1面 (5,575,366byte)
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コメント

今こそ県と知事に強いコネクションのある市長の出番ではないか。
法令規則通りだと部か悪い、政治的決着を図るべきでしょう。

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投稿:あこうひみん 2020年03月27日

植樹して幕引き?無届け伐採は違法行為である。既遂であり、罰金刑、その罪は消えることはない。許認可後は業界大手の大栄環境に吸収されるから、兵庫県知事協議記録に記載されている知事発言「大栄環境だから悪いことはしないだろうけど」は額面通りうけとれないと思う。県民局長発言「規模が13ha、300万立法米と三木(リサイクルセンター)の半分弱ぐらい」、「土地については2〜3倍の土地を手に入れているので、20年後か30年後かわからないがまた拡張するかもしれない」、井戸知事「ますますずるいじゃない、13haなんて」、県主導、県庁及び県民局ぐるみの産廃最終処分場建設案件であると思われても仕方がない。300万立法米、東京ドーム約2.4杯分、尋常でない有害物質を含む産業廃棄物、決して自然に帰ることがない。いつまでも有害性があり、 酸性雨や気象災害などで、流出、飛散の怖れ、化学変化による有害物質溶出のリスクも増加して、土壌はもとより、大気・水質の環境汚染、健康障害などのリスクは高まる。既に当該地域は東洋開発工業所に買収されており、県と業者の二人三脚で建設計画が進められている状況である。最大の障害は「産業廃棄物最終処分場 建設反対都市宣言のまち 赤穂」である。一度汚染されると、元に戻すことは困難です。現在、新型コロナウィルス、パンデミックス、パラオリ延期で、ますます混乱すると思いますが、この建設計画は平成22年7月に西播磨県民局に提出され、同年11月に一度返戻された案件であり、容易には阻止できません。市民、町民、皆さまのご理解、支援をよろしくお願い致します。以上 世話人

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投稿:テンユウ 2020年03月27日

急いでタイピングして、間違っています。
↑「知は力」でした。ゴメンナサイ。もう一か所↑汚染水、に将来侵されるのですよ。

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投稿:タイピングミス。 2020年03月26日

「違法行為をした業者は、禁固刑でない限り、欠格事項にあたらない。」などとよくも市民に臆面もなく言えるもんだ。決まり上はそうかもしれんが、小さい違法行為は、なんぼやってもええということを、県民局長が公言したことになる。こういう姿勢の県政トップ責任者と分らんかったら何でもやる業者、バレたら適当にごまかしたり隠す。こんな官民一体となった産廃事業が、赤穂の水源である山林開発して今後約30年間、有害物質で汚染をしていくのです。優良企業で安全施設だと市民を洗脳し続ける。そんなん信用できますか。30年後、確実に社会進歩して「真の意味で自然の中の人間として共生」するアイデンティティー確立していく中で、有害物質(産廃物質)だけが、とんでもない負の遺産として、市民の健康と生命を脅かし続けるのです。そんな赤穂になるのです。イインデスカ?それで。結局市民の会は、業者の代弁をしている遠藤局長に、的確な反論がまったくできていない。業者の立場を聞き置いただけじゃないですか。民放記事は、「平行線」と言っているが、それは違います。県は、認可権を持っている権力者です。県側の言い分を聞いて、市民側の言い分を主張しただけだと、事業は進むのです。今回の県行政からの市民の会に働きかけは、明らかに、県行政が市民運動を弱めていく、最初の一歩です。市民の会は、こんな少人数で対処すること安易すぎます。完全に行政に飲み込まれています。その自覚がないのなら、なお最悪。確か、市民の会は、市内各種団体の集まりだったはず。まったくやっていることがよく分からない。まして、今回のような一部の方で行政とこのような話し合いを続けるようであれば、なれ合いと、密約を疑われますよ。赤穂市民の皆さん、これからの赤穂を担う若者や子供たちの未来が危ない。しっかり市民の一人一人が自分の問題として関心の眼をもって監視しないといけませんよ。
自分の生命と未来は、自分で守り創っていかないといけませんよ。原発放射能、ウイルス問題、帆他人ごとではありません。そのうえ赤穂は、産廃毒物、毒ガス、悪臭、汚染水、に将来置かされるのですよ。これは、脅しではありません。今それが進行しようとしているのです。危険である根拠の情報は、市民の会以外の産廃反対住民団体が発信していますので、少しずつでも知識を蓄積してください。「血を力にしましょう」長々と発信しましたが、住みよい赤穂の未来継承のための強い思いで、書いてみました。

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投稿:県民局は業者の手先 2020年03月26日

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