市民病院名誉院長・邉見公雄さん 初の著書
2020年04月03日
邉見公雄さんと初の著書『令和の改新 日本列島再輝論』
邉見さんは1978年に外科医長として赤穂市民病院に赴任。87年から22年間にわたり院長を務めた。名誉院長になった今も全国公私病院連盟会長をはじめ多くの要職で全国を飛び回りつつ、週1回の外来診察を続けている。
本書では長年尽くしてきた医療の分野に加え、時事問題に対して長年の経験を基に次々と提言。歯に衣着せぬ物言いで世相を鋭く斬る一方、市民病院での出来事や自身の失敗もありのまま告白しており、赤穂市民にとっては特に興味深い内容も含まれている。
一昨年の春に旭日中綬章を受章するなど数多くの功績がある邉見さんには過去にもいろいろな雑誌社や新聞社などから出版の勧誘があったが「すべてお断りしていた」という。「真の国難である人口減少と東京一極集中に向き合うには今がタイムリミット。『生命輝く日本をつくってほしい』という『遺言』のつもりで書いた」と初めて出版を引き受けた動機を語り、「私は赤穂の人とまちに育てていただいた。地元のみなさんにもぜひ読んでもらえれば」と話している。
幻冬舎から1900円+税。市内の主な書店で販売している。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2020年4月4日号(2366号) 4面 (7,259,384byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
[ 社会 ]
赤穂市人事異動は30日発表 [ 社会 ] 2023年03月28日「海のゆりかご」海洋科学館に寄贈 [ 社会 ] 2023年03月28日副市長に溝田康人・健康福祉部長 寺谷病院事業管理者が辞職 牟礼市長「申し訳ない」 [ 社会 ] 2023年03月27日市民総合体育館の愛称「品川リフラ」に 《市民病院医療事故多発》議事録に個別検証の記載なし [ 社会 ] 2023年03月18日相生有年道路の整備完了「令和10年代前半を念頭」 [ 社会 ] 2023年03月16日尾崎小を核に地域づくり 文科大臣表彰 高取峠の早かご像改修へ資金募集 [ 社会 ] 2023年03月04日消防団詰所で飲酒 分団長ら「厳重注意」へ [ 社会 ] 2023年03月04日相生有年道路 土地収用備え説明会 [ 社会 ] 2023年03月04日「光るホタル楽しみ」加里屋川にホタル幼虫放流 故障の加里屋中継ポンプ場 3度目の工期延長 [ 社会 ] 2023年02月25日引き揚げ者住宅 最後の1棟解体 [ 社会 ] 2023年02月25日「持続可能な地域公共交通網を」近畿運輸局から提案書 [ 社会 ] 2023年02月22日
コメント
ご出版おめでとうございます。
ミスター市民病院の邉見先生に今のコロナ問題、赤穂市民病院のこれからについてご見識をうかがいたいものです。講演会していただけないでしょうか。おっと、三密になっちゃいますか。
0 0
投稿:ぜひ読んでみます 2020年04月04日コメントを書く