高校生が雅楽演奏を奉納
2020年07月12日
奉納演奏で稽古の成果を披露した赤穂高校雅楽部
新型コロナウイルス感染症の影響で出演を予定していた文化祭が中止に。「活動成果を発表できる場を」との声に同校OB会長の中村良廣宮司が機会を提供した。
衣装を着けた部員らは緊張した面持ちで拝殿へ上がり、3年生の浜本実季さん(17)の龍笛に合わせて1年生5人が謡いを披露。南都楽所(なんとがくそ)の楽師でもある永井信行顧問が琵琶の音色を重ねた。感染予防対策として拝殿の引き戸を開放していたこともあり、境内全体に演奏が聞こえた。
今春1年生が入部するまで1人で部を守った浜本さんは「3年間の集大成という感じで緊張しましたが、うまくいって良かった」と感想。部活動は引退となるが、「心がしんどくなったときには、雅楽を思い出して笛を吹きたい」と話した。
<前の記事 |
藍染め古布の手芸作品展 [ 文化・歴史 ] 2015年04月23日一陽会員の廣門さん、母校へ作品寄贈 [ 文化・歴史 ] 2015年04月21日「城」モチーフの版画を一堂に [ 文化・歴史 ] 2015年04月18日季節の草花80点、春の山野草展 [ 文化・歴史 ] 2015年04月18日文化財保護へ防犯パトロール強化 押絵サークル会員展に力作60点 [ 文化・歴史 ] 2015年04月16日コウノトリ写真コンで最優秀賞 [ 文化・歴史 ] 2015年04月15日アコウコットンで緞通制作へ [ 文化・歴史 ] 2015年04月11日市内3例目縄文遺構の発掘報告書 [ 文化・歴史 ] 2015年04月09日塩屋西自治会が郷土史検証の冊子 [ 文化・歴史 ] 2015年04月09日ハブ山は塩屋の歴史発祥の地 [ 文化・歴史 ] 2015年04月04日10日から赤穂書道会展 [ 文化・歴史 ] 2015年04月04日山鹿素行の著作読み解く勉強会 募金で制作の短編映画が完成 [ 文化・歴史 ] 2015年03月31日澄んだ音色は頑張った証
コメントを書く