鉱物と化石 私設資料館23日オープン
2020年07月18日
会員たちが各地で採集した2000点近い標本が並ぶ「赤穂鉱物化石コレクション」
同会は2001年に鉱物と化石に強い関心を持つ5人が集まって設立。来年で20周年を迎える。現在は中学生から80代までの約20人が在籍し、月1回の例会(第3金曜日午後7時半、尾崎公民館)とフィールドワーク(第4日曜日)で活動。「活動の成果を展示できる場を」と資料館を開設する。
木造2階建て家屋の1階和室をフローリングにリフォーム。ショーケースや展示棚を並べ、会員各自が標本を持ち寄った。岡山県高梁市の布賀鉱山でしか産出しない逸見石、紫外線を当てると青白く光る灰重石、淡路島で出土したアンモナイト化石など。総数は2000点近くあり、ほぼすべてが会員自ら踏査して採集した標本だという。
館内では実体顕微鏡を使った標本観察や会員による解説で展示品をじっくり見ることができる。来館者に水晶標本のプレゼントあり。入館無料で土曜、日曜の午前10時〜午後4時に開館。その他の曜日も事前予約があれば、できる限り見学に応じる。
「自然が作り出した鉱物と化石のおもしろさを感じてもらえれば。特に小・中学生や高校生といった若い世代に興味と関心をもってほしい」と同会。同資料館は上仮屋10の1。赤穂市立歴史博物館駐車場入り口前にある。Tel080・2488・3858(事務局・前川正和さん)。
<前の記事 |
赤穂民報主催・第35回習字紙上展の出品規定 姫路市長賞作品を献画 大津の橋本正史さん [ 文化・歴史 ] 2021年05月14日ビートルズ文化博物館 15日から5周年特別展 [ 文化・歴史 ] 2021年05月14日赤穂城の魅力 4K動画で発信 [ 文化・歴史 ] 2021年05月06日晩夏のヒマワリ畑で国展初入賞 高野の玉水久雄さん [ 文化・歴史 ] 2021年05月05日赤穂城の「御城印」赤穂高校書道部が揮毫 [ 文化・歴史 ] 2021年05月03日西播磨の山城「御城印」が好評 [ 文化・歴史 ] 2021年04月27日民間文化施設の開館状況 あふれる「赤穂愛」市民バンドがCD 元気運ぶ絵手紙展 14日から市立図書館 [ 文化・歴史 ] 2021年04月09日日本遺産の音声ガイド スマホで視聴 [ 文化・歴史 ] 2021年03月31日高齢者大学赤穂校写真部が作品展 [ 文化・歴史 ] 2021年03月22日「旅の思い出」テーマに油彩画展 [ 文化・歴史 ] 2021年03月15日古墳中期の鉄製甲冑片出土 [ 文化・歴史 ] 2021年03月10日「水」テーマにフォトクラブ赤穂作品展
コメントを書く