五輪公式サイトがリンク アートマイル展
2021年06月05日
一般財団法人ジャパンアートマイル(JAM=事務局・赤穂市大町)が日本と世界の子どもたちをつなぎ、国際オリンピック委員会に登録している206の国・地域について募集した壁画のデジタルギャラリーサイトがこのほど開設。東京五輪・パラリンピック公式サイトにリンクされた。
アートマイルは、日本の子どもたちが「平和」「教育」「環境」など世界共通の課題をテーマに海外のパートナー校とインターネットを使って対話を重ね、その学び合いの成果としてテント地のキャンバス(縦1・5メートル、横3・6メートル)を半分ずつ描き、一枚の壁画に仕上げるという国際協働学習プロジェクト。2006年度にスタートし、10年に文科省、12年に外務省の後援事業となり、14年にはユネスコの奨励プログラムに位置付けられた。
JAMは東京五輪・パラリンピックの開催年へ向け、国連が掲げる「SDGs」(持続可能な開発目標)をテーマに作品を募集。戦災や混乱などで参加できない国・地域については、趣旨に賛同した国内の団体が代替制作し、昨年3月までに206の国・地域すべての作品が揃った。
当初は昨年7月に東京都内の五輪前夜祭会場で展示される計画だったが、コロナ禍で大会が延期となり、前夜祭は中止に。そんな中、大会組織委員会主催の公式文化プログラム「東京2020NIPPONフェスティバル」の一つとして7月18日(日)に開催されるオンラインイベント「わっさい」の協力団体にJAMが位置付けられた。
東京五輪・パラリンピック公式サイトの中にある「わっさい」のページに「JAPAN ART MILEはわっさいに協力しています」の文字があり、その下のリンクを押すとJAMの作品アーカイブが開いて206作品を5つの大陸別に閲覧できる。赤穂市内の小学校や高校など16団体が制作に関わった28作品も含まれている。
「市内の学校・市民団体や全国の多くの学校が事業に共感して、想いを込めた壁画を描いてくれました。是非多くの方に見ていただきたいと思います」と塩飽隆子理事長(65)。夫で副理事長の康正さん(71)は「バーチャル展示とはなりましたが想いを込めて描いたアートマイル壁画の展示ができ、子どもたちとの約束が果たせました」と話している。
掲載紙面(PDF):
2021年6月5日号(2419号) 1面 (6,435,561byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
アートマイルは、日本の子どもたちが「平和」「教育」「環境」など世界共通の課題をテーマに海外のパートナー校とインターネットを使って対話を重ね、その学び合いの成果としてテント地のキャンバス(縦1・5メートル、横3・6メートル)を半分ずつ描き、一枚の壁画に仕上げるという国際協働学習プロジェクト。2006年度にスタートし、10年に文科省、12年に外務省の後援事業となり、14年にはユネスコの奨励プログラムに位置付けられた。
JAMは東京五輪・パラリンピックの開催年へ向け、国連が掲げる「SDGs」(持続可能な開発目標)をテーマに作品を募集。戦災や混乱などで参加できない国・地域については、趣旨に賛同した国内の団体が代替制作し、昨年3月までに206の国・地域すべての作品が揃った。
当初は昨年7月に東京都内の五輪前夜祭会場で展示される計画だったが、コロナ禍で大会が延期となり、前夜祭は中止に。そんな中、大会組織委員会主催の公式文化プログラム「東京2020NIPPONフェスティバル」の一つとして7月18日(日)に開催されるオンラインイベント「わっさい」の協力団体にJAMが位置付けられた。
東京五輪・パラリンピック公式サイトの中にある「わっさい」のページに「JAPAN ART MILEはわっさいに協力しています」の文字があり、その下のリンクを押すとJAMの作品アーカイブが開いて206作品を5つの大陸別に閲覧できる。赤穂市内の小学校や高校など16団体が制作に関わった28作品も含まれている。
「市内の学校・市民団体や全国の多くの学校が事業に共感して、想いを込めた壁画を描いてくれました。是非多くの方に見ていただきたいと思います」と塩飽隆子理事長(65)。夫で副理事長の康正さん(71)は「バーチャル展示とはなりましたが想いを込めて描いたアートマイル壁画の展示ができ、子どもたちとの約束が果たせました」と話している。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2021年6月5日号(2419号) 1面 (6,435,561byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
「赤穂緞通を伝承する会」3人が講習修了 [ 文化・歴史 ] 2025年04月12日
中学校の万博見学へ教職員ら現地視察 [ 子供 ] 2025年04月08日新小1生に防犯笛寄贈 「陣たくん」イラスト入り 日本遺産写真展 塩屋の矢野博之さん「生島の夕暮れ」が最優秀賞 [ 文化・歴史 ] 2025年04月01日
ポーランドの学校と共同制作 アートマイル完成 [ 子供 ] 2025年03月28日
母校にホワイトボードなど寄贈 復元塩田で昔の塩づくりを体験 [ 文化・歴史 ] 2025年03月21日
雨聲会展 故室井澄氏の遺作も展示 [ 文化・歴史 ] 2025年03月18日「音の風景」テーマに趣味のボールペン画展 [ 文化・歴史 ] 2025年03月16日
赤穂緞通織り続けて34年 ベテラン作家が初個展 [ 文化・歴史 ] 2025年03月15日
新小1生へランドセルカバー寄贈 赤穂交通安全協会 西国街道で歴史ウオーク 「西の箱根」歩く [ 文化・歴史 ] 2025年03月10日
「坂道」テーマに作品展 メイプル写友会 [ 文化・歴史 ] 2025年03月10日
赤穂城跡の魅力満載 デジタルミュージアム 21日から公開 [ 文化・歴史 ] 2025年03月08日
加里屋川にホタル幼虫放流 [ 子供 ] 2025年03月07日
コメントを書く