中学まで卓球部 練習2か月で東京国際声楽コンへ
2020年09月05日
練習を始めて約2か月で東京国際声楽コンクールへの出場を決めた岸野達大君
ジャズなど音楽鑑賞が趣味だが、中学時代は卓球部。「校歌を歌っている声に素質を感じた」という浅井智恵顧問の勧めで音楽部に入部した。新型コロナの影響で実際に練習に参加し始めたのは6月下旬。1か月半ほどの練習で8月8日の地区予選に出場した。
曲目はイタリア古典歌曲「アマリッリ・ミアベッラ(私の美しい人)」。ステージで歌ったのは初めてだったにもかかわらず、「緊張よりも自分の歌を聴いてもらえる楽しさの方が大きくて。すーっと声が出た」という。審査員からは「レガート(なめらか)で美しい」「いい声で表情がとても良かった」などと評価を受けた。ピアノ伴奏した浅井顧問は「一番感情がこもるフレーズでは両手を大きく広げて、堂々と伸び伸びと歌っていました。自分が表現したいものを持っている」と度胸と感性の良さに目を見張ったという。
その勢いで8月24日の西日本准本選も突破した。「まさか全国大会にまで出られるとは思っていませんでした」と岸野君。本選へ向けて新たな曲に取り組み、楽譜とイタリア語の歌詞を覚えるのに苦労しているというが、「自分の声をピアノの音と一緒に響かせるのがすごく楽しい。自分自身が納得できる演奏ができたら満足です」と自然体で臨む。
<前の記事 |
[ 文化・歴史 ]
坂越の安藤さん「孫と二人展」 [ 文化・歴史 ] 2011年11月09日農村舞台、約50年ぶり上演 [ 文化・歴史 ] 2011年11月06日赤穂出身の美大生、パリで出品 [ 文化・歴史 ] 2011年11月05日“郷土の宝”有年考古館が公立で再開 [ 文化・歴史 ] 2011年11月05日坂越の景勝地・史跡ウオーク 市立図書館で文学講座 市内唯一の農村舞台、いよいよ復活 学童美術展、9日まで開催 大石神社の能舞台が修復完成 [ 文化・歴史 ] 2011年11月01日中学生がプロとジャズ共演 [ 文化・歴史 ] 2011年11月01日ガイドが語る姫路城の魅力 没後100年、大鳥圭介展 [ 文化・歴史 ] 2011年10月27日世界の名作絵本を展示 [ 文化・歴史 ] 2011年10月27日2市1町が自慢の文化財を展示 [ 文化・歴史 ] 2011年10月26日市文化・スポーツ賞に4団体21人
コメントを書く