坂越の船渡御祭保存会に「ともしびの賞」
2020年12月02日
永年にわたり「坂越の船祭」(国指定重要無形民俗文化財)の保存と継承に取り組む「坂越の船渡御祭保存会」に、地域文化向上に功績があった個人・団体を称える「ともしびの賞」が兵庫県から贈られることが決まった。
同保存会は「坂越の船祭」が1992年に文化庁の「記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財」に選択されたことを契機に翌年設立。それ以来、神社・地域と連携して行事の伝承に努めてきた。「坂越の船祭」は2012年に国指定重要無形民俗文化財に正式決定。日本遺産の構成文化財にもなっている。
祭礼行事の継承に加え、調査研究や記録作成、継承に必要な用具の整備を積極的に行ってきたことが評価され、今回の受賞につながった。原清会長は「歴代の会長をはじめみなさんの協力と努力が認められた。少子高齢化の中、担い手の確保が課題だが今後も継承に努めていきたい」と語った。
同賞の赤穂市関係分の受賞は10件目。表彰式は12月10日、神戸市中央区の県公館で行われる。
掲載紙面(PDF):
2021年1月30日号(2402号) 3面 (8,157,171byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
同保存会は「坂越の船祭」が1992年に文化庁の「記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財」に選択されたことを契機に翌年設立。それ以来、神社・地域と連携して行事の伝承に努めてきた。「坂越の船祭」は2012年に国指定重要無形民俗文化財に正式決定。日本遺産の構成文化財にもなっている。
祭礼行事の継承に加え、調査研究や記録作成、継承に必要な用具の整備を積極的に行ってきたことが評価され、今回の受賞につながった。原清会長は「歴代の会長をはじめみなさんの協力と努力が認められた。少子高齢化の中、担い手の確保が課題だが今後も継承に努めていきたい」と語った。
同賞の赤穂市関係分の受賞は10件目。表彰式は12月10日、神戸市中央区の県公館で行われる。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2021年1月30日号(2402号) 3面 (8,157,171byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
赤穂浪士「助命か厳罰か」中学歴史で討論 新田に赤穂緞通のギャラリー工房 [ 文化・歴史 ] 2020年06月19日ふれあい囲碁 市民限定で4か月ぶり開催 [ 文化・歴史 ] 2020年06月15日コロナ影響で市美術展中止 赤穂民報主催・第33回習字紙上展の作品募集 レナウンの基礎築いた尾上設蔵 桃井ミュージアム開館10年で感謝デー [ 文化・歴史 ] 2020年05月23日ゆず、Aimerなどに楽曲 釣俊輔さん [ 文化・歴史 ] 2020年04月04日「歩いてほのぼの」春の坂越写真展 [ 文化・歴史 ] 2020年04月03日義士ダンス CD完成「時を超えて〜AKO47のテーマ〜」 [ 文化・歴史 ] 2020年04月03日忠臣蔵研究の第一人者 山本博文氏死去 相生産高機械科 銅鏡復元に成功 [ 文化・歴史 ] 2020年03月30日「塩のまち」住民有志が歴史学ぶ会 [ 文化・歴史 ] 2020年03月20日ジャコウアゲハ地道に観察 報告書第3弾 [ 文化・歴史 ] 2020年03月14日第32回赤穂民報習字紙上展の入賞者
コメントを書く